シッパイダーマン
第1章
「お弁当、温めますか?」
自分的には天使のようなスマイリングで接客をしているとおもっている。
おっと、私はしがないコンビニバイトの店員である。
「はい」
客が返事をしてくれた。この客は良い客だ、んっ、待てよ。この柿は良い柿だに似ているな。いや似て非なるものだな。
けどもし聞き間違いしていたら大変だから確認しよう。
「本当に温めますか?」
「・・・はい」
あれっ、間があったぞ。こいつもしかして、イラついているな。こういうときはこれしかないな。ハンバーグ店でバイトが役立つときだ。
「ご一緒に牛乳もいかがですか?」
「・・・んっ、いや結構です」
「本当にいいんですか?あなたカルシウム不足ですよ」
「・・・いえ、いいで…
もくじ (1章)
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