完結

白昼夢の代償

更新日:2018年9月6日

白昼夢の代償

第1章

生きている価値がある人間になりたい。

他者から見て利益のある人間でいたい。

誰かに頼られ、認められる人間になりたい。

それは、生きていれば誰もが一度は考えたことがあるだろう。だけど、人間社会の中には目には見えない階級制度がある。立ち振る舞い、言動、表情。少しでも乱せば一瞬でふるい落とされ、周りの人間は一瞬で敵になる。そんな世界に生きていると毎日が綱の上を歩いているみたいに不安定で、その場に留まることですら精一杯だ。一つ上に行くなんて、夢のまた夢。
その常識が呆気なくひっくり返った。

――――記憶移植

数十年も前から研究されていた『他人の記憶を自分の脳へとの移植』に成功した。もちろん、初めは半信半疑の者も…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2018年9月6日

作品情報

それは、一時の幻。

人間の記憶を自由に売買できるようになった時代。
お金があれば、理想の自分を手にすることができる。そんな現実に焦がれた僕は、大金をはたいて理想を手に入れた。
他の記憶を買うため、今日もバイトへ向かう僕は『幸せな記憶』を売るマスターと出逢うが……。








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