完結

意味喪失

エッセイ・ノンフィクション

更新日:2020年1月22日

意味喪失

第1章

寄り道のために通ったいつもと違う道は、いつもの道より人が多かった。いつもは駅の最も人の少ない改札に向けての最短距離を行くのに、今日は繁華街への道を歩いている。

別にそれ自体に意味は無い。ただ、なんとなくだ。強いて言うなら気分転換、意味探し、意味が見つかれば帰ろうかというところ。繁華街の外れの交差点はその時間は車が通るわけでもなく、赤信号で意味もなく待たされているような心地だった。

そんなことを考えていると、交差点の向かい側から1人の青年が、信号待ちの群衆から飛び出した。完全なフライングだ。

別に僕も真面目でも品行方正でもない。必要があれば、信号無視も急ぐための手段として採っている。だけど、その青年…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2020年1月22日

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