散文 -Eight Hundred Lies?-
第1章 鼻血で盛大にスベった話
昔は鼻血を出すことが多かった。体質的な問題とかではない。
いまでこそ室内に閉じこもってキーボードを叩くようなことをしているが、学生時代はけっこうスポーツマンで屋外をよく駆けまわっていた。小学校のころに一番熱中していた遊びがサッカーで、学校から帰るとランドセルをかなぐり捨ててボールを抱えて飛び出して行くような風の子。
そのサッカーをしているときに、ボールがちょくちょく顔面を直撃していたというわけである。熱中するあまり危険をかえりみない猪突猛進的なプレーをしていたことと、背の小ささがあいまって、僕の顔面は石崎くんばりの〝サッカーボール吸引器〟になっていたのだ。
現在、僕の鼻がぺちゃんとしているのはこの…
もくじ (12章)
作品情報
エッセイが好きで、自分でも書いてみたくなったので、ぼちぼちとそういう感じのものを執筆していこうと思います。体験談をそのまま綴ってもきっと面白みにかけるので、わりと誇張が含まれる文章になると思います。盛りに盛っちゃうかもしれません。ヘタをするとまったくの嘘八百になっちゃている部分があるかも……? 信じるか信じないかはあなた次第ということで、ひとつよろしくどうぞ。
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