完結

海をただよう言の葉

更新日:2018年9月11日

海をただよう言の葉

第1章

「友達を捨てて捨てて。ぶった切って。今シンプルになったから、家族の大切さがよく分かる。」


ある日彼女が海に投げ捨てたメッセージ。
それはこの海底に埋もれて消えていくような小さな、世界から見れば砂つぶのようなものにすぎなかった。
ただ、手をつないでいた私にはしっかりと届くわけで。彼女はそれに気づかないほど阿呆な子ではないから、きっとわかってやったんだと思う。
世界中のたくさんの人に届かなくても、すぐ隣にいる私にだけ届けばいいと彼女は思っていたのかもしれない。
ならば直接私に渡せばいいのに、彼女はなぜわざわざ海にメッセージを投げたんだろう。







「妹とラーメン超おいしい。替え玉なう。」

おいしそう。私も行き…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2018年9月11日

作品情報

SNSという言葉の海に浮かぶ彼女と私の話。

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