フェスティバル

ヒューマンドラマ・日常系

更新日:2020年3月30日

フェスティバル

第1章 第一話 Light My Fire

 まず驚いたのは、電車に乗っている人が、その駅で全員降りてしまったこと。
「すげえ、すげえ。真由乃、離れるなよ」
 亮くんがそう言って私の手をいっそう強く握った。
 人の波の流れに乗って、ゆっくりと駅の改札を出た。改札の前には、人を待っている人がいっぱいいて、お祭りに来たんだなって感じがして、それだけで胸がちょっと高鳴った。
「暑いなあ。もうバテそうだよ」
「ばか。今からそんな弱音言ってたら午前中でぶっ倒れちゃうぞ」
「えー、そしたら亮くんが、介抱してよ」
 亮くんは優しいから、「なんでだよ」とか言ってるけど、内心嬉しそうだ。

 それにしても、本当に暑いなあ。
 亮くんに言ったら嫌われちゃうから内緒だけど、やっぱり適当な…

もくじ (1章)

  • 第1章 第一話 Light My Fire 第1章 第一話 Light My Fire

    第1章 第一話 Light My Fire

    2020年3月30日

作品情報

妄想と思い出をブレンドさせて。

物語へのリアクション

お気に入り

0

読書時間

7分

コメント

0

リアクション

3

関連作品

このページの内容について報告する