完結

激情

詩・俳句・短歌など

更新日:2020年3月25日

R-15

激情

第1章

感情が流れ込んでくる。
そうすれば、言葉が溢れ出してくる。

どこの誰かも知らない人の怒りを、悲しみを、
ひたすら浴びまくり、溺れる日々。

自分に命が刻まれていくことの心地よさが欲しくて、
カラダもココロも切り裂かれるような痛みに耐え続ける。
一種の自傷行為だと言われようと、
やめてしまえば、
わたしは、
死ぬ。

生と死、どちらにも許されなかったわたしは、
そうやって他人から「人間」を盗んで、
激情を文字にする瞬間しか生きられない。

わたしはただ生きたいという願いのために死ねないのであって、死にたいという願いのために生きているわけではない。

それが一番の苦しみであり、
それこそがわたしから詩を吐かせているモノの正体なのだろ…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2020年3月25日

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