完結

面影の中に空を見る

SF・ファンタジー

更新日:2020年4月24日

面影の中に空を見る

第1章 心のこもった方位磁石

ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・

花束を壊れたガードレールの近くに置いた。
君の面影を探してしばらくたった。
あの日もやけに彼岸花がきれいだったのを覚えている。
それぞれの家への分かれ道手前、ここで君は消えてしまった。方位磁石を遺して・・・


ふわっとした風が彼岸花の花弁を運んでいった。その先には川があった。


今でも君の言葉を覚えている。
だけど、君がいたという軌跡が私の中から抜け落ちていくのを感じる。
冷たく、冷たくなっていく。
でも、君が遺した方位磁石を握りしめるたびに、熱いものを感じる。
まだ、まだ頑張れる、そう思える。

ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・

今思えば、君はずっと何かを逃れるように急いでいた。
それは何…

もくじ (4章)

修正履歴
  • 第1章 心のこもった方位磁石 第1章 心のこもった方位磁石

    第1章 心のこもった方位磁石

    2020年4月23日

  • 第2章 現実の不幸。乃ち実像。 第2章 現実の不幸。乃ち実像。

    第2章 現実の不幸。乃ち実像。

    2020年4月23日

  • 第3章 ありえた幸福。乃ち空ろ。 第3章 ありえた幸福。乃ち空ろ。

    第3章 ありえた幸福。乃ち空ろ。

    2020年4月23日

  • 第4章 作者の独白 第4章 作者の独白

    第4章 作者の独白

    2020年4月24日

作品情報

そこには確かにあったんだ。
※4章で完全な解説、3章は解説とifが含まれているため、1,2話をよく読んでから読んでください。

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