完結

奪われたもの

SF・ファンタジー

更新日:2020年5月14日

奪われたもの

第1章 吾作

ある雪の降る夜、吾作が歩いていると山道に一匹のきつねが現れた。この辺りの伝承できつねは厄病神として忌み嫌われ、恐れられていた。吾作は咄嗟に身を隠し、息を潜めてやり過ごそうとした。

ドサリ。

近くで何やら音がした。吾作は恐る恐る音の方を確認すると、そこにはきつねが一匹横たわっていた。今のうち、とそそくさとその場を立ち去ろうとしたが、どうにもきつねが気になり、近づいた。
酷く痩せ細ったきつねの足には一本の矢が刺さり赤黒い血が流れ出ていた。
腹を空かせて畑にでも入ったのだろう。逃げるところで射られたのか。
放って置けない吾作はきつねを抱えて家に帰った。

囲炉裏に火を焚き、湯を沸かし、弟切草の煎じ汁をこしらえた…

もくじ (5章)

  • 第1章 吾作 第1章 吾作

    第1章 吾作

    2020年5月14日

  • 第2章 きつね 第2章 きつね

    第2章 きつね

    2020年5月14日

  • 第3章 きつねと吾作 第3章 きつねと吾作

    第3章 きつねと吾作

    2020年5月14日

  • 第4章 吾作の日常 第4章 吾作の日常

    第4章 吾作の日常

    2020年5月14日

  • 第5章 きつねの奪われたもの 第5章 きつねの奪われたもの

    第5章 きつねの奪われたもの

    2020年5月14日

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