完結

詩・俳句・短歌など

更新日:2020年5月29日

第1章 雨

待っているという状態は
時としてむなしく
無闇に憂鬱
私は私を忘れ
ベランダの欄干を打つ雫を数えている
湿気を含んだ髪は
束ねるのも億劫
重くなればなるほど
私は1人を感じる
テレビのチャンネルを替えて
見知らぬ人々の
見知らぬ生活を覗いている
午後は憂鬱
やむことなく
まだ降り続いている
雫の数はいくつだろう
眺めながら
それでも待っている

もくじ (1章)

  • 第1章 雨 第1章 雨

    第1章 雨

    2020年5月29日

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雨のひとときに、じっとじっと訪問者を待ちわびる

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