完結

落とし物

詩・俳句・短歌など

更新日:2020年6月4日

落とし物

第1章

何かを落とした気がする

心と同じくらいの重さで
夏を閉じ込めたような香りがする
それから二酸化炭素と同じ色だったはずなんだけれど

知りませんか?

「それは不思議な落とし物ですね
全部ここにありますよ」

嘘だ
なにもないじゃないか
見えない

僕が本当に落としたのはなに?

「落とし物が落とし物をするなんて
珍しいこともあるんですねぇ」

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2020年6月4日

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