ともだちこわい
第1章
修学旅行1日目の夜、同じ部屋になった男子4人が怪談話をしていた。
ところが一人の男子が、どんな話にも全く怖がる素振りを見せませんでした。
「お前怖いものとかないの?」
一人の男子が聞きました。
「俺は友達が怖い」
その男子はそう言うと、友達がいかに怖いかを熱弁しました。
そうしているうちに見回りの先生がやって来て、4人はとっさに寝たふりをしました。
先生が去っていったので、またその男子の話を聞こうと3人が起き上がると、彼はもう眠っていました。
すると残った3人はこれ幸いにとその男子を怖がらせる計画を立てました。
翌日以降、朝食の時から観光中、風呂の時間も夜眠る瞬間までクラス中の男子が絶えず彼と一緒に過ごし、話…
もくじ (1章)
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