食べられないパン
第1章
放課後の教室に僕と友人はいた。
お互い暇で何もやることがない。僕は何気なく彼になぞなぞを出してみた。
「パンはパンでも食べられないパンは何でしょう?」
「あんぱん」
「それはお前の好みだろ。正解はパンツです。」
「はあ、ふざけんな。あんぱんの方が食べられねえよ。」
「じゃあお前パンツ食えるのかよ。」
「ああ、そんなの余裕だぜ。」
「じゃあ食ってみろよ。」
「いいぜ、その代わり食えたら1万円払えよ。」
「ああ、乗った。1万円だろうが10万円だろうが払ってやるよ。」
「言ったな。約束だからな。」
そう言うと彼は教室を後にした。
30分ほど待ったが彼は帰ってこなかった。
僕は荷物をまとめ、家に帰った。
翌朝、僕がリビング…
もくじ (1章)
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