完結

噛み波呑まれ

コメディー・お笑い

更新日:2020年8月14日

噛み波呑まれ

第1章

 サユリさんに今日こそ告白しようと思った矢先、なんとサユリさんから東京タワーの真下に呼び出された。
「「あっ」」
 目が合った瞬間、吐息がシンクロした。
 僕は勿論、サユリさんもどこか緊張しているような面持ちだ。
 東京タワーの真下で、一体何の用だろう……なんて悠長に考えていられる状態じゃない僕。
 僕はもう思い切って告白してみようと思っている。
 だから
「あのっ、サヌリさ、あっ……」
 噛んでしまった。
 白湯を塗りたくる、を、略したような言葉を言ってしまった。
 幻滅されていないだろうかと、おそるおそるサユリさんのほうを見ると、何だか妙に優しく微笑んでいた。
 良かった、最悪の事態には陥っていないと思いつつ、僕はまた喋ろうとす…

もくじ (1章)

  • 第1章 第1章

    第1章

    2020年8月14日

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