漫才:美人の戯言
第1章
2人:はいどうも、よろしくお願いします。
茶那:私、めちゃくちゃ美人だから、
存在しているだけで、みんな眼福だよな。
空也:よくそんなこと言えますね。
茶那:美人なんだから何を言ってもいいだろ。
空也:ルッキズムが図に乗りすぎていますね。
茶那:美人なんだから当たり前だろ。
ルックス自慢しないでどうするんだ、
持って生まれた才能だぞ。
空也:よく謙遜しない美人は清々しいと言いますけども、
ここまでの人はやっぱりムカつきますね。
茶那:妬め嫉め。
地面を這いつくばっている底辺を蹂躙することは、
なんと気持ちの良いことか。
空也:陰キャが作り上げた
『美人は性格が悪いという幻想』を具現化しないで下さい。
茶那:そりゃ性格の良…
もくじ (1章)
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