上品な香りのする一作
第1章
https://monogatary.com/episode/88611 ~
「満月記」(プロローグから「神使」と「小説の神様」まで)
キンクロ製作委員会様
"今宵の満月は、一分の隙もなく、完全無欠にまんまるだった。"
そんな魅力的な入りから始まる物語です。
選ばれた小説家以外は、嘘(フィクション)を禁じる世界において行われる人間関係について綴られています。まず、「月が綺麗ですね」という言葉が何を意味するのかというのは、我々物書き的にはいつかぶつかるであろう、故事成語のようなものです。
その言葉が、要所要所で出てきます。だから、これは現代社会のラブストーリーなのかなあと思って読み進めていくと、思ったよりも…
もくじ (1章)
作品情報
https://monogatary.com/episode/88611 ~
「満月記」 キンクロ制作委員会様
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