完結

瞳の奥の夜空

恋愛

更新日:2020年9月5日

瞳の奥の夜空

第1章 第一章


 人が星空に願いを託すようになったのは、いつからなんだろうか。

 耳に触れる、風の声。
 空の彼方から、月明かりが射し込む夜半。

 小さな誰もいない公園で、ふと考える。
 足元をくすぐる草が、歩を進める度にかさかさと音を鳴らす。

 春のはじめの空気は柔らかくて、澄んだ匂いがした。
 顔を上げると、漆黒の空に星々が瞬いている。月の欠片を、神さまが零した後みたいな空。

 星を見たら、何か願わずにいられないのは人間の性なんだろう。自分の力ではどうにもならないような、縋るような想い。誰もが、そういうものを持っているのだと思う。



 俺も、見上げた夜空に願う。

 どうか、今すぐ生まれ変わって、君の隣にいることができますように。

もくじ (11章)

  • 第1章 第一章 第1章 第一章

    第1章 第一章

    2020年9月3日

  • 第2章 第二章 第2章 第二章

    第2章 第二章

    2020年9月3日

  • 第3章 第三章 第3章 第三章

    第3章 第三章

    2020年9月3日

  • 第4章 第四章 第4章 第四章

    第4章 第四章

    2020年9月4日

  • 第5章 第五章 第5章 第五章

    第5章 第五章

    2020年9月4日

  • 第6章 第六章 第6章 第六章

    第6章 第六章

    2020年9月4日

  • 第7章 第七章 第7章 第七章

    第7章 第七章

    2020年9月4日

  • 第8章 第八章 第8章 第八章

    第8章 第八章

    2020年9月5日

  • 第9章 第九章 第9章 第九章

    第9章 第九章

    2020年9月5日

  • 第10章 第十章 第10章 第十章

    第10章 第十章

    2020年9月5日

  • 第11章 終章 第11章 終章

    第11章 終章

    2020年9月5日

作品情報

あの日、絶望の檻の中にいた俺を
救ってくれたのは、君だった

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21分

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