完結

短い実話

エッセイ・ノンフィクション

更新日:2020年9月9日

短い実話

第1章 全1話

名古屋駅を訪れた.

その玄関口で、大きな習字がきの手作り看板が突っ立っていた。

そこに書かれていた文字。

「聞き屋」

座布団が一枚あり、30分五百円で、話を聞いてくれると言う。

あたしは、早速、五百円を払い座布団にあぐらをかいた。

「片思いを、どうしたら終わらせていただけますか?」

「あの、質問はやめてください。聞くだけです」

「じゃ、あたしには大好きな人がいて片思いなの」

「はい」

「告白した方がいいのかな?
それとも諦めた方がいいのかと?」

「あの、聞くだけなんです。質問はやめてください」

「あたし、思い込みすぎてるのかな?」

「あの、聞くだけなんですけど」

「じゃ、あたし、告白するけど?」

「聞くだけなんです」

もくじ (1章)

  • 第1章 全1話 第1章 全1話

    第1章 全1話

    2020年9月9日

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