先輩はシャイ過ぎる
第1章
とても楽しく、お題に忠実で、そしてまさかの仕掛けがある作品でした。
「耳キュン」を「音の響きでキュン」としてストレート勝負している作品だと思います。「耳キュン」を「入口が耳の胸キュン」として変化球勝負している作品とは戦い方から違うと思います。
猫の鳴き声にキュンとする時の様に、その前後の話の筋道がどうとか関係なく、聴覚で感じ取った響きのみによるキュンで勝負する、それでいて単純な物語では終わらせないという作者の意気を感じました。
物語は先輩に恋する俺の視点で語られます。
先輩の言えてない早口言葉とそれに対する俺のツッコミ、「なみゃたみゃごん」や「きゃうぇる」とそれらへのツッコミ、これだけでも存分に楽し…
もくじ (1章)
修正履歴作品情報
タイトル:先輩は早口言葉が不得意過ぎる
ユーザー名:純鈍 様
URL:https://monogatary.com/story/91649
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