完結

その他

更新日:2020年10月5日

第1章 空

「空が落ちたらいいのに」

僕は隣の女性の独り言に耳を傾けた。

いつもならイヤホンで音楽を聞いて周りの音なんて拾わないのに、ちょうどイヤホンの充電が切れて珍しく外の雑音を聞いていた。

多分誰も聞いてないと思った独り言だったのだろう、僕と目が合うと恥ずかしそうにその場から立ち去ろうとした。

僕は慌てて彼女の後を追った。いつもなら聞こえない独り言にこんなに執着するなんて。

僕は、女性に声をかけようとした。こんな時どうやって声をかけるんだろう。「おねえさん」かな?
僕と10歳は離れているだろう。「おばさん」は失礼だよな。なんて一人で考えていると突然彼女が振り返った。
「お茶でもする?」
「はい」
これってナンパ?ど…

もくじ (1章)

  • 第1章 空 第1章 空

    第1章 空

    2020年10月5日

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