しろいせかい
第1章 どこまでもつづくしろ
「…んん…」
目が覚めた!
「ま……まぶしい…あれっ??」
いつもの朝の明るさではなかった…
そう、だってそこは…
目が覚めた世界は、現実の世界ではなかったから……
「……っ?!なにここ…?!」
紅子の目の前にはどこまでもつづく
白い世界があった…。
紅子はすぐにベッドから降りようとした、でも降りられないことに気付く…
「っ!そうだ足が…」
紅子は自分が病気になって足が動かせなくなっていたことを思い出した。
-すると
「…べに…べにこ…べにこちゃん…」
どこからか声がする。
「…えっ?!…誰?ママ?ううん、ママの声じゃない…この白って霧?ねえどこにいるの?わたし足が動かせないの…助けて!!」
「べにこちゃん、だいじょうぶ…
もくじ (2章)
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