花純と幸子
第1章 プロローグ
夜中にベッドから飛び起きた。
左隣に花純がいた。
花純は夜明けになると姿を消す。
朝食を1人で食べて仕事に向かう。
僕は昼間の花純を知らない。
今日も又、日暮れになると現れる。
どんなに頑張っても忘れられない人がいた。
永遠の別れをしたはずだった。
花純は僕にしか見えていない。
もくじ (12章)
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モノコン2020予選通過ありがとうございました。
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