完結

もう一度君の声を聴かせて

異世界

更新日:2020年10月31日

もう一度君の声を聴かせて

第1章 逢魔が時に魅せられる

逢魔が時、その声を聴いた。
とても透明感溢れる美しい音色だった。
今でも忘れない。
忘れられないそんな声だった。
暗闇しか映さない僕の眼に、光が差し込んだ。







僕の世界に色が生まれてから数年が過ぎた。あの声を聞いた丘の上、湧き水が川を成すあの場所に何度も歩んだが見つけ出すことは叶わなかった。
「僕の世界を変えてくれた声の持ち主に会いたい」
と何度も呟いた。


朝昼晩、時間の余す限り来る日も来る日もあの声の持ち主を探した。
この日、変わった発見をした。川の側に小さな祠が建てられていた。古びていて朽ち果てる寸前のような祠。可哀想になった僕は甲斐甲斐しくお世話をすることにした。
祠には狐の置物が祀られていた。
狐なのに真…

もくじ (2章)

修正履歴
  • 第1章 逢魔が時に魅せられる 第1章 逢魔が時に魅せられる

    第1章 逢魔が時に魅せられる

    2020年10月19日

  • 第2章 逢魔が時に魅せさせた 第2章 逢魔が時に魅せさせた

    第2章 逢魔が時に魅せさせた

    2020年10月31日

作品情報

美しい声には秘密がある。見染められないで。

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7分

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