魂の声
第1章
“もし、死んだ人に会えたら貴方はどうしますか?”
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夜明け前、ワンルームの一角にあるソファの上
イヤホンを付けお気に入りの曲を聴きながら朝日が登るのを眺めている時だった。
...そんな声が聞こえたのは。
初めは幻聴だと思った。いや、誰もがそう思うだろう。
けど、初めはボヤボヤとしていたその声は段々とハッキリと聞こえてきた。
これは現実に起きている事なんだ。
「あなた...誰ですか?どこから話しかけてるんですか?」
「貴方が付けてるイヤホンからです。それでは、準備しますね」
「いやいや、なんの準備ですか!話が全く分かりませんよ!」
「これを望んだのは貴方の方ですよ?」
「望んだ?...........」…
もくじ (1章)
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