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エッセイ&タクシードライバー短編集

どうして俺のタクシーには珍客ばかりが乗ってくる!?

更新:2018/2/21

グラン只里予

修正履歴

  • 誤字、脱字の修正をおこないました。(2018/01/30)
  • 内容に影響のない範囲で、一部表現の変更や追記をおこないました。(2018/01/30)

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徒然なるままに

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目次

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目次が必要とは思わないけれど

 どうも、初めまして!?

 ク゛ラン只里予と申します。

 自分でも表記が揺れてますが、「ク」は全角で濁点は、半角だったり全角だったりします。

 っていうか、未だに半角カタカナの「゛」の打ち方がわからないので、ウィキペディアの半角カナのページに行ってコピーして帰って来ないと打ち込めません。

 

 さて、何故、「グ」と素直に打たず、「ク」と「゛」に分けるかというと、只野(ただの)の「野」が「里予」だからです。

 なんとなく、あ、これ漢字二文字でいけるやつやん! 「ネ申」とかの

 って思いついて、「里予」にしましたが、バランスが悪く、「ク゛」と組み合わせると、左右がワイドに広がっているような良い感じになったので、しばらくはこれでやっていこうと思っています。

 便利なのはエゴサする時ですね。

 只野だといろんな只野さんがひっかかるのですが、只里予だと、そうそうヒットしませんので。

 少し前まで(というか今もですけれど)、「ぐらんこ。」というペンネームでやってました。

 ぐらんこ。だと、いろいろ他のなにがしかもひっかかるんですよ。

 特に「。」の扱いが各検索エンジンで無視されるみたいで。

 「ぐらんこ。」で検索できたら、一致するのはほとんどあたしだけになるはずなのですが。

 さて、本題です。挨拶が長くなりました。

 モノガタリーさんのお題、様々なジャンルがあって面白いですね。

 今回は、「どうして俺のタクシーには珍客ばかりが乗ってくる!?」だそうです。

 それを見て思い出したのは、千鳥というお笑いコンビのタクシーのネタの漫才です。

 ナガレダコだったかヨダレダコだったか、ハクベエに匹敵するおかしなキャラです。

 っていうか、大体コントでも漫才でも、ボケ役って運転手が多いですよね。

 

 なので、このお題、地味に難しいかなって思ってしまいました。

 漫才の掛け合い風に、運転手と客の会話を書きつつ、あっと驚く結末を迎えるような小噺を構想中です。

 では ノシ

運転手(なんだ、この客、さっきからぶつぶつと。ああ、スマホで音声入力で日記か何かを書いているのか。どうりで行先も言わず、その辺をぐるぐる回ってくださいとか変な注文を付けたわけだ)

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たくさんの物語があるなか、こういうエッセイがあると息抜き感覚で読めて面白いですね!

すごろく太郎

2018/1/30

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とじる

聖剣

「聖剣までお願いします!」

「せいけん? この辺りの地名ですか?」

「聖なる剣の聖剣ですよ! 勇者が抜くやつ」

「えっと、住所はどのあたり……」

「カーナビついてるでしょ? なんのためのカーナビなんですか?」

「いや、カーナビって住所とか電話番号とかで検索……」

「入力してください! 聖剣で出ますから」

「(めんどうな客だな、まあいい、どうせ出やしない。適当な理由を付けて追い返すか)せ、い、け、ん……っと……、あ!」

「ね! あったでしょ! お願いします!」

「(ワンメーターか、そういう名前の店か何かかな)」

「着きましたよ」

「ちょっと抜いてくるんで待ってて貰っていいですか? 帰りもお願いしたいんで」

「それは構いませんが、どれくらい」

「すぐです、すぐ。抜いて帰ってくるだけなんで」

「遅いな、様子を見に行ってみるか。逃げられてたら逃げられてたでしかたない。たまにいるからな」

「あっ! 運転手さん!」

「遅いので様子を見に来ました」

「抜けないんです、聖剣が」

「はあ(店かと思ったのに、岩に剣が刺さってる。モニュメントかなにかだったのか)」

「神託が下ったのに。僕が勇者なはずなのに」

「こんなもの、抜けるわけないでしょう。抜けてしまったら誰かが持って帰ってしまうでしょ」

「じゃあ、誰がこの世界を救うんですか!?」

「いや、だって、こんなの接着剤とか、中でボルトとかで固定……うおぉ! 抜けた!」

「運転手さん! まさか! あなたが勇者だったのですか! 僕の受けた神託はあなたを、ここへ導くための、僕はそういう役割だったのか」

「いや、戻しておきますよ。持って帰ったら窃盗でしょうし。帰りはどうします? 乗ります? 乗らないんなら、ワンメーター分でいいので行きのお代払ってくださいね」

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とじる

探偵か刑事か

「前の車を追ってくれ!」

 乗客は車内に飛び込むなり、そう言った。

 テンションが上がる。

 実はタクシードライバーとしてもう何十年も勤務しているが、憧れの「前の車を追って欲しい客」が乗車したのは初めてだ。

「了解です!」

 ここは、レースゲームで鍛えた腕の見せ所だろうか。

 それとも、タクシードライバーとして安全運転を心がけるべきだろうか。

 それよりも先に確認することがある。

「前の車」と言われたが、数台走っており、どの車かがまだ定かではないのだ。

 あの黒いベンツだろうか。いかにも悪そうな(偏見)奴が乗っている風に思える。

 それとも意外なところで、運送会社の軽トラックだろうか?

 見慣れない会社名だ。業者に偽装した運び屋、あるいは用意周到な強盗犯なんて可能性もある。

「すみません、どの車を追いますか?」

 安全確認をし、タクシーを発進させながら問いかけた。

「ああ、右のほう。あのタクシーを追ってくれ。ちょうど歩いていたら、あのタクシーに乗り込む客が、『前の車を追ってくれ!』って言ってるのを聞いたんだ。実際に耳にするのは初めてでね。誰が何の目的で何を追いかけてるのかが凄く興味があって思わずタクシーを止めてしまったんだよ」

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構成がめちゃめちゃおもしろいです。。いろんなお話がこれから載っていきそうですね。期待してます。

枯葉猫

2018/1/30

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とじる

かいだん

 そろそろ勤務時間も終わりだということで、車庫に引き上げようとしていたところ。

 歩道でこちらに向って手を上げる白い姿が見えた。

 方向的に車庫に向うのであれば、こちらにとっても都合がいい。

 路肩に止めてドアを開く。

「あのう、乗せていただけますか?」

 すごく弱弱しい声の女性だ。

 少し嫌な予感がよぎり、行先によっては乗車拒否をしてしまおうかという考えもよぎる。

「どちらまで?」

「あの世まで」

 冗談か? いや、良く見ると、女性は白装束。まさか、いたずらか。

「あ、あの世までは行けませんよ。すみませんが」

 断わりを入れようとすると、女性が車内に乗り込み、がっ! っと肩を掴んでくる。

「ひぃ!」

「お願いします、天国、いえ、地獄でも構いません。それがわたしの行先であれば。どうやら自縛霊になってしまったようで、成仏しようにも……」

「無理です! すみません!」

「成仏しようにも動けないんです、足がなくって」

 幽霊だけに……ってか?

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とじる

タクシードライバーと自動販売機

 国道を流していると、まるで部屋着のようなルーズな格好の若者が手を上げているのが目に止まった。

 停車させ、車内にマネキイレル。

「どちらまで?」

 若者は番地まで詳細な住所を述べたが、住宅街の中のようで、記憶から場所を探り当てるのは不可能だった。

「すみません、近くまで行きますので案内を頼めますか? 無理でしたら」

 カーナビに住所を入力すると言いかけると、若者は道は知っているから都度都度案内すると言ってくれた。

 到着すると、目的地は予想通り閑静な住宅街で、大きな駐車場がある場所だった。

「すぐに戻って来るので少し待っててもらえますか? メーターはそのままで」

 若者はそういうとタクシーを降り、駐車場の前にある自動販売機へと向かった。

 ジュースを何本か買い、車内に戻って来る。

「乗車した場所までお願いします」

 若者を送り届け、料金を貰った。

 タクシーで自動販売機へ行くなんてかなりの贅沢である。

 あの自動販売機には何が売っていたのだろうか。

 珍しい飲み物であるだろうが、若者が買っていたのは数本。

 まとめ買いをするという発想はないのだろうか。

 いろいろ気になる珍客だった。

 

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