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私とこいつの同居生活 完結

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私…召喚してしまったのです…でも…

1位の表紙

目次

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こいつがいるきっかけ

「な~っ、仕事まだ終わんないの?ね~……」

私の隣にいるこいつ。名前は、レイ。見た目からして不気味で悪魔みたいな風貌をしている奴。

悪魔みたい…いや、正真正銘の悪魔です、悪魔なんですよこいつは!さっきから、私の仕事を早く終わらせようとして、10分おきぐらいに先輩を軽く病院送りにしてるし!見えてない事をいいことに今、上司のふっくらお腹に思いっきりボディーブロー入れてるし!あっ今、3発ぐらい入れたよね!

「カルディ行こうよ、早く(笑)」

行けるか!!!!この状況どうすんだよ!!上司泡吐いてるし、先輩達瀕死だし、スタッフみんな慌ててるし、救急車来るし……阿鼻叫喚、地獄絵図……ぴったりだわ、この状況。

……帰れるわけねぇだろ!!

「ハリボー食べていい?」

言う前からバリバリに袋開けてるじゃねぇか!!

私に聞く前に食べるんだったら、聞かなくていいだろ!!

「スタバも行こうや、クッキー食べたい!」

「それな(笑)いこいこ!!」

……誰だよ、それ!!仲間連れてくんじゃねぇ!!

いい加減にしろ!!

こんなこいつがなせ私と同居生活をしているかというと……

2か月前

「この本まだあったんだ!」

実家に帰った際、子供のころに読んでいたおまじないの本を発見。そのまま家に持ち帰って試しに、その中のおまじないの一つをやったところ……

「…っふあぁぁ~っ!よく寝た。」

黒髪ロング、タトゥーがいっぱい……立派な黒羽……悪魔だよね……これ……

何かを間違ったらしく、こいつを召喚してしまったのである。長い黒髪は若干もしゃもしゃしてるし、目覚めたら知らんところだから“ここどこ?”って感じになってるし。

「人間のにおい……おまえ、うまそう。」

私を食う気か?

「それに俺好み(笑)」

「な、何考えてるんだ、お前(怖)」

「俺を呼んだということは、何か叶えたいことがあるんだろ?叶えてやってもいいが、その分対価をもらう。それが悪魔との契約の条件だ。」

契約したことになってる(驚)

言えないよ、おまじない失敗して呼んでしまいましたなんて言えないよ(焦)

「た、対価って……」

「お前を見て決めた(笑)お前の願いが叶えたら、俺にその魂をよこせ!もしくは俺の花嫁になれ!」

えっ!

選択肢がえぐ過ぎる!

願叶えたら死ぬか、こいつと結婚するかしかないの?

普通に生きるっていう選択しないの?

ているか、こいつすんげぇやばそうなんだけど!

目がイっちゃってる!バッキバキにイっちゃってるし!!

「ど、どっちも嫌です!!」

「は?マジ何言ってんの?」

「嫌なものは嫌なの!!」

「ほ~っ……俺に逆らうの?呼んどいて。」

「いや、その……」

正直に話すしかない!!!

バサッ!

「このおまじないを試しにやったら、召喚してしまいました、すいません!!」

「……マジかよ。」

パラパラ……

冷静におまじない見てる。

「間違ってねぇぞ。これは、召喚魔法だ。」

「は?いや、だって、これ子供向けのおまじないの本だぞ!!」

「ふ~ん。これがね(笑)じゃ、この本の作者が書き間違ってる。ここに記載されている“おまじない”とかいうやつ全部“黒魔術”だ。」

黒魔術……

「これ書いた奴、マジ、リスペクト!!てか……」

私の目、まじまじと見られてるんですけど(焦)

「それを使いこなした、お前にマジで惚れたわ。一生いたい。」

や・め・て・く・れ!!!!!!!!!!!!!!!!!

「や、止めて!!マジで!!」

「嫌だね(笑)」

パチン……

「あっ、あれ?」

パチン……

「何してんの?」

「……、効かないのか?」

シ~ン……

「くっそ!効かねぇのかよ!!」

「何が??」

「このまま、俺のモンにしようと思ったのに!!」

「はっ?」

つ~か、セーフ!!

「いいっ!!もういいや!!ここにいる!!」

「住む気なの?」

「おう。」

嘘だろ?

マジで?

「帰れ!!」

「帰らない!ってか、お前の願叶えるまで帰れねぇんだよ!!」

「マジか!!なんかすいません!」

「軽い奴じゃだめだかんな!人生左右するくらいの奴じゃだめだかんな!!」

「人生左右するくらい……地球滅亡とか?」

「それは、サタン様くらいのレベルの奴しか無理。俺、そんなに能力ないし。」

「能力の差!!」

「うわ~っ、そんなこと言うんだ。好きだけど、殺すよ(笑)」

「ごめんごめんごめん!わかったから!わかったから!!」

……こんな感じである。

私とこいつとの同居生活の始まりのきっかけは。

残念なことに、今の私に夢は希望はない。何事もなく、平穏に生きれればいいと思ってる。間違って召喚、おまけにこんな私でなんか本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

でも……お願いだから、職場を地獄絵図にするのはやめてくれ!!

ある意味ポンコツの悪魔と人生に希望を持てない私の同居生活

これからどうなるんだろ、私の人生……

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とじる

声の主

AM3:48

「お前な…」

寝たいのに、眠れない。

あいつとは違う、知らない声がする。また、誰か連れ込んでるのかな?

「相変わらず、ポンコツじゃねぇか(笑)」

「うっせ(怒)」

「しかも、こいつ……欲無しじゃねぇか(笑)」

「笑うなよ、兄貴!!」

兄貴?

兄貴って……どっちの兄貴だろう?

普通に血の通ってるやつ?それとも……盃交わしました系のやつ?

「笑いたくなるわ、これは(笑)で、この本のことだよな?」

この本……って、あのおまじないの本のこと?

「確かに、これは黒魔術だな。どれもかなり高度な技術がいるやつだ。」

「でも、なんでこの本がこの…」

やばい、寝てるふりしてんのバレてる?

「……この人間に惚れてるのか、レイ?」

「……うん。」

「お前は、どこまで、ポンコツなんだ(怒)」

「ごめん……」

「第一、 花嫁としてこの女を連れて帰っても、親父とお袋が許すと思うか?」

「……瞬殺で反対される、よね。」

「そう!欲無しだぞ!無欲!!親父やお袋みたいに取り巻きにすることもできないタイプだ。さっさと願いを聞き出して、あきらめろ。」

「……兄貴は……」

「うん?」

「兄貴だって、人間の花嫁、連れて来たじゃん。」

「あいつはまだ、これより欲があった。強欲で、強欲で……この人間界で死刑になるくらいな。真逆だよ、こいつとは。」

……死刑!?思いっきり凶悪犯じゃん、奥さん!

「とりあえず、この本は俺が預かる。ここまで、高度な黒魔術を人間にばらまいたんだ。徹底的に調べて、会う必要がある。借りるぞ。」

「……うん。」

「あと、そんなにそいつに惚れたんだったら、お前が何とかしろ。今のままじゃ、終わりだ。」

「わかった。ありがとう、兄貴。」

バサッ……

帰った……?

ギュっ。

「聞いてたでしょ?」

耳元で言うな!おまけに抱き着くな!

「ごめん。」

「俺こそ、ごめん。」

「てゆっか、兄貴って誰?」

「兄貴?俺の4つ上で、血の繋がってる兄貴(笑)魔界で、こっちでいうとこの刑事みたいな仕事してる。」

「ふ~ん。」

「俺と違って、頭いいし、運動神経いいし……兄弟の中では一番のエリート。親父も一目置いてる。」

「すごいじゃん。」

「な。俺は、兄弟の中でも一番ポンコツだし。兄貴……ヒズミ兄さんとは真逆だから、親父から完全に子供として見られてない。そんな俺にも、ヒズミ兄さんは優しいから、色々話せるんだ。ま、どこまで信じていいかわかんないけどな(笑)」

何か……かわいそうになってくるわ。

でも、私も、こいつのこと何処まで信じていいかわからない。

悪魔という特性上、どこまで……

「やっぱ、起きてたかあの女。」

「ヒズミ兄さんは、どうしてレイに優しいんだ?」

「同じ兄弟として、あんなポンコツがいたらな……」

「そうだと思ったわ。」

「でもな、今回は今までとは違う。」

「何が?」

「レイがあの女を物にしたら……」

「物にしたら?なんだよ。」

「……ふふふっ……親父やお袋の見る目も変わるかもな。」

「は?ねぇってそんなこと(笑)」

「さあな。」

「マジでなんかあるのかよ(焦)」

こいつの兄貴たちがそんな話をしているなんて、微塵も感じなかった私は……

こいつに思いっきり抱きしめられ、窒息で気を失うかのように眠ってしまったのである。

マジで、どうにかなんないかな、こいつ。

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とじる

友達(1)

AM10:29

昨日の出来事のせいで寝不足で仕事してる私。昨日の会話だと私は悪魔にも拒絶される存在なのかよ、マジ泣けるわ。っていうか、あいつも必要とされてないんだ。子供として見られてない、か…いや、だめだ、だめだ!あいつ一応悪魔なんだぞ!信じちゃダメだろ。マジ焦った。仕事仕事!

あれ、そういえばアイツ……どこいったんだ?

「こいつこいつ!俺の嫁にすっごい嫌がらせしてくる奴!」

「ふ~ん。いかにも“悪代官”て感じだもんな。」

「そうそう!こいつ、俺の嫁をストレスのはけ口にしてんだぜ!」

「クズだな。それくらい自分で何とか処理しろや(笑)」

「だろ!」

「だな。ふじゃ、いきま~す(笑)」

……

バタンっ!!

「部長!?」

「部長!大変だ、救急車!!」

部長……って、あいつ!!

いや、隣のやつ誰だよ!めっちゃ笑顔で“イエイ!!”じゃないって!

「「とったど~!!」」

思いっきりなんか掲げてる!ってもしかして……

私の中ではじき出された方式……

あいつ(+知らん奴)+部長−知らん奴が掲げてる“何かわからん奴”=部長が……(焦)

戻して!とにかく戻して!

部長死んじゃうから!!早く!!

「悪い奴を懲らしめたぜ!!」

「これでお前を傷つける奴はいなくなった!!」

あほか!!

ってか後ろ!!後ろ!!

パンっ!!

パンっ!!

「何やってんだ、お前ら(怒)」

……お兄さん(=ヒズミ)

……めっちゃシバいてるやん(焦)

そんなにしばいたら死んじゃうって!

みんなまとめて死んじゃうって!!

―約20分後

部長は、無事蘇生。救急車で病院に搬送された。その際、お兄さんがあいつらに手本を見せるように部長を睨みつけ……

“俺らのことを誰かに話したら、ぶっ殺すからな”

と圧力をかけまくった挙句、部長の股の間に思いっきり日本刀をぶっ刺してた。

あれが、本来の悪魔の姿だよ…ね……(怖)

PM12:19

「うちの愚弟どもが迷惑かけて申し訳ない。」

「い、いえ……」

(迷惑かかりまくってるよ!でも、言えないよ……あれ見たら……)

「でも“かーくん”と協力して願叶えたかと思ったのに(泣)」

「かーくん?」

「あっ、こいつ(笑)」

さっきの知らん奴。

「友達で九尾のかーくん(笑)」

「正確な名前は、火翁、だよな?」

「……ふん……」

キセルを加えながら、火翁はうなずいてる。その姿が、なんかっちょっと妖艶に見えるのって私だけかな?

っていうか、九尾って妖怪だよね?どこで知り合ったんだろう?

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1

悪魔的にはポンコツですがそれでも人間にはかなりの脅威ですね…笑 惚れた女のためにどう成長していくのか、楽しみにしてます!

2

monogatary.com運営スタッフ様>
コメントありがとうございます!!
常にハラハラドキドキ……気が休まらない状態です(笑)
これからもレイの成長を見守ってあげてください(笑)

作者:清田花音

2018/3/22

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とじる

友達(2)

「あのさ~……」

あいつも火翁さんもヒズミさんもみんな一斉に私のほうを見てきた。キョトンとした目をして。

「なに?」

「火翁さんが九尾ってことは妖怪じゃん。どうやって知り合ったの?」

「聞きたいのか、それ?」

にこっとした顔で私の顔をうかがうあいつと、感情を見せずただキセルで一服する火翁。そんな対照的な二人の出会いがなんか気になるんだよな。

「……俺ん家にこいつ(=レイ)が降ってきた。」

……ん?降ってきた?

「ガキの時にさ~人間界で鬼ごっこしてて……」

―数百年前

「よ~し、来たか!小童ども!!」

「今年もいっぱい楽しんでいってね(笑)」

レイとヒズミ、そして多くの兄弟たちは、両親に連れられとある山の奥深くにバカンスに来ていた。そこは、父親の悪友、鬼神の龍慈(りゅうじ)の所有というか占領というか……とにかく住処になっている場所だ。この場所で毎回起こるのが……鬼ごっこ。鬼が子供たちを追い掛け回すので「リアル鬼ごっこ」といっても過言ではない。しかも普通の人間スタイルの鬼ごっことは一線を画す。鬼VS悪魔……力技も術も自由。年齢も能力差も関係なし。とにかく制限時間内に捕まらず、負傷することなく、生き残れたら勝ちというサバイバル方式の鬼ごっこである。

この年の鬼ごっこが始まって15分ほど経った頃だった。

「わ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」

「やっべ!飛ばし過ぎた(笑)」

レイは、龍慈に捕まると思いっきり投げ飛ばしてしまった。レイはぐんぐん飛ばされ……

バリッ!!

ドンッ!!!

「……痛った!!」

「……何やってるの?」

気が付くとどこかの屋敷に落ちていた。天井には穴が開き、部屋中土ぼこりが蔓延。土と埃に塗れたレイの前には、白いふわふわした尻尾を一つにまとめた少年が座っている。

「……鬼ごっこしてたら、鬼のおっさんに思いっき飛ばされて……ここ、どこだ?」

「……俺んち、だけど……」

これが、レイと火翁との出会いであった。

「ちなみに、こいつ(=火翁)ん家、おっさんの山から一つ挟んで隣の山にあるんだ(笑)」

「そうそう。」

「どんだけ飛ばすんだよ、おっさんってすんげ~笑ったんもんな、あの時(笑)」

「……俺のお袋がどれだけブチきれたことか。」

いや、その鬼のおじさん最強すぎない?力すごすぎじゃねぇか(怖)

「俺のこともっと知りたくなった?」

「ま、まぁ……。」

「じゃ、今晩教えてあげようか?」

こいつ……(怒)

バンっ!!

「あ痛って!!」

「マジ、終わってるな……クソが(怒)」

レイの後ろに立っていたのは、黒のYシャツに黒と朱のネクタイ。首元と手首から見えるごつごつしいタトゥ-に右耳のいかついピアス数点。レイと同様に目力が半端ない。どう考えても、こいつ、レイの兄弟だよね(焦)右手にはかなりパンチのありそうな武器を装備してるし(多分これで殴ってるよね……)

「イッラ、いきなり殴らない。」

ヒズミが優しく注意するが「こいつを兄貴だと思ってない。」とイッラは一蹴。

「こんなポンコツ野郎、身内だって言うのも恥ずい。ヒズミ兄さんがかわいがってる意味がわかんねぇ(怒)」

イッラは、またレイを殴ろうとしていた。そんな時だった。

「いい加減にしなさい!!」

バンっという衝撃音がその場に響き渡る。

気が付いた時には、イッラは壁にめっちゃめり込んでた(怖)

「レイお兄様をいじめるな!!」

そこにいたのは、華奢でスタイル抜群な女性。超足キレイ!超足長美人!

っていうかめっちゃレイに抱き着いてる。この子も……兄弟だよね……多分(焦)

「リッカ、イッラを吹き飛ばさない。」

ヒズミさんも火翁さんも普通にお茶飲んでるし。めっちゃ冷静だし。もう慣れてますって感じだし!!

「だって~!!イッラがレイお兄様をいじめるんだもん!!ムカつく!!」

「てめぇ!!マジぶっ殺すからな!!」

これ、マジヤバイ展開(焦)

「イッラもリッカもいい加減にしなさい!!」

「「……はい、ヒズミ兄様(泣)」」

ヒズミさんの一喝……すごい。すぐに収まった……。

「あ、あの……」

「あっ、紹介するね(笑)弟のイッラと……」

「誰がお前の弟だ、クソが(怒)」

「で、妹のリッカ。」

「リッカで~す!よろしく~欲無しさん(笑)」

軽くディスられた(焦)

「イッラはヒズミ大好き。リッカはレイが大好き。ストカークラスの尾行までしてる。だから会うたびにこうなる(呆)」

ストーカークラスの尾行ってそれストーカーじゃ……

「お前たちはいつもいつも(呆)」

「痛ってぇ!!ヒズミ兄さんマジ痛い!」

「ヒズミ兄様痛い!!嫌い!!」

だから……そんなことしたら死んじゃうって、お兄さん(焦)

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  • 改稿により一部内容が変更になっている箇所があります。(2018/03/31)

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とじる

出会い、波乱、幕開け

こいつは、本当に何考えてるかわかんない。

いつも私のそばにくっついてると思えば、急にいなくなって。というか、なんであいつの行動気にしてるんだろう、私……

PM6:28

少し残業して退社。

結局あいつ、仕事中帰ってこなかった。今も隣にいない。こんなことあったっけ?いままで。

でも、今日は久々の一人!ちょっと寄り道しようかな。

PM6:59

カランカラン!

「いらっしゃ~い!!ひさしぶりじゃないの!?」

「お久しぶりです!!マスター!いつものください!!」

久しぶりにこのバーに来た。

マスター(もといママ)のやさしさに甘えながら、ここでいつもモスコミュールと軽いおつまみで一息入れてたんだよね。

「もしかして?」

「うん?なんですか?」

「なんか前と雰囲気変わったって思っちゃった。恋してるんじゃないの~?」

ゴホゴホ!!

モスコミュールが気管に!!

「ち、違いますよ!!」

「本当に?」

「はい!」

「なんだ~!!てっきりそうなんかと思っちゃった~!だって(笑)」

うん?なんでそっち方向に向きて話すんだろう、マスター。

「俺に言わなくてもいいじゃん(怒)」

「だって~(笑)」

誰あれ?

もしゃっとしたパーマの男の人。年は私より上なのは確定かな。この人も常連なのかな?

「そんなこといきなり言われても、困りますよな~(笑)」

「も~っ!!あんたもそろそろ年貢の納め時なんだから、ねっ?」

「い、いや・・・でも(笑)」

「とりあえず、ほら、そこの席空けといてあげたんだから、そこに座りなさい!!」

マスター……こういう時強引なんだから。

「……やっと動き出した(笑)」

この時間

あいつのいないこの時間

この人、歌川涼真(うたがわりょうま)さんとの出会いが、私とアイツ、この世界と地獄を巻き込んだ波乱につながっているとは……

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とじる

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とじる

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