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全ては徳川の責任 完結

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それ、埋めちゃダメ

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担任の織田先生が、花壇で叫んでいる。

「徳川ぁ、と・く・が・わ・あああああ」

花壇の真上にある教室の一番後ろの席に座っていた明智が立ち上がり、二つ前の机に突っ伏している徳川の襟を引き上げた。

「またお前か、何かしたんなら直ちに先生のところに行け」

明智は徳川の襟首をつかんだまま、廊下へ抛り出した。徳川は、階段へ歩きだす。

「走れよ」

と、羽柴が徳川の背中を押す。仕方なく、徳川は階段を駆け下りていく。

花壇では、灰色をした得体のしれない物を、織田先生がつまんでいる。徳川が織田先生の前に立つと、先生はその灰色をした物体を激しく振った。物体に付いていた土が飛び散り、灰色に薄汚れた厚手の布の様な物になった。

「徳川ぁ、なんだこれは。こんなもの花壇に埋めるんじゃない」

「す、すみません。もう使えないと思ったので」

「花壇はゴミ箱じゃない。オレがお前らに、持ち物の全てに名前を書かせているのはなぜだかわかるか?」

「物を大切に扱うため…です」

「そうだ。だからこの雑巾、いや、徳川の雑巾は、お前が管理する大切な品物なんだ。わかったか」

織田先生が、花壇で掘り当てた『徳川のMY雑巾』は、無事持ち主へと帰って行った。

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く、くだらなくてすみません!

作者:たけじん

2018/5/16

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