2

ReverseSide

ポイント
41
感情ボタン
  • 2
  • 1
  • 0
  • 0
  • 0

合計:3

裏垢ゲーム

1位の表紙

目次

すべてのコメントを非表示

エピローグ

こんにちは、こんばんは、作者のRKNマヨです

初体験となりますので文章のレベルも低くなりますがご了承ください

今回のお題は「裏アカ見つけたよ」ということで裏垢に関する物語を考えました(当たり前だが)

暇つぶし程度に鑑賞ください└(՞ةڼ◔)」

  • 0拍手
  • 0笑い
  • 0
  • 0怖い
  • 0惚れた

コメントはありません

コメントを書く

とじる

事の始まり

この世界では、多種多様なネットワークを利用したサービスが存在する。

それらには様々な価値観が存在する。

俺は院東高校2年E組 上村 琉唯。''かみむらるい''だ。

自分で言うのも変だが、考査の成績はだいたいが学年1位であり、運動もそこそこ出来る方だと自負している。

最近、スマートフォンに慣れてきて、新しいアプリを入れようと思っている。

そんな中、話題になっているのが''Reverse Side''というアプリだ。

大型ネットワークによるSNSで幅広い年齢層が使用している人気アプリである、と聞いている。

実際評価も星5つのうち 4.6であり、良質なアプリであることはわかる。

「おい!何してんだ琉唯ー?」

クラスメイトの1人、畑端 宙(はたけばた そら)が駆け寄ってきた。彼は今最も仲の良い友達の2人のうちの1人であり、陽気な性格である。

「アプリ見てんだよ」

今は昼休み、昼食の時間だ。どうやら宙は購買に行ってきたらしい。

「あ!見てくれよ!限定の焼きそばパン買えたぜ!ラスト1個だったからあぶなかったわー」

「あれ、宙焼きそばパンあるじゃん、いいなー僕にもわけてよ」

彼がもう1人の最も仲の良い友達の西村 翔真(にしむら しょうま)だ。彼は俺と考査で1位を争う、いわゆる頭脳派の人間で、落ち着いている。

今日もいつも通り3人で机を囲んで昼食を取っている。

「なぁ、琉唯、何のアプリ見てたんだ?」

「え、ReverseSideってやつだけど」

「マジかよ!俺やってんぞ!翔真もやってんだぜ!」

「ん、まぁ一応ね」

「ふーん、翔真がしてたのは意外だなー」

「なっ、俺は意外じゃねーのかよ!」

「「うん」」

いつも通りのたわいない会話を楽しむ。

「琉唯、入れてみろよ!俺が垢作るの手伝ってやっからよ!」

「あか?何それ?」

「アカウントのことだよ、ほら、僕ので見ると、これのこと」

「ほう……ま、作ってみるか」

「よっし!決まりだな!」

こうして俺はアカウントを作った

すぐさま、その話を聞きつけた友達や女子から相互フォローしよう、と言われた。

フォロー、フォロワーともに15人になった。

アカウントを作った日から3ヶ月たったとある日のこと、いつもは3人で帰るのだが用事があり、1人で帰ることになった。

夕方6時をまわり、急いで教室を出る。学校の玄関に着き、ふと、何者かに見られている気がした。

しかし振りかえっても誰もいなく、気のせいだと駆け足で帰った。

次の日、いつも通りの何気ない朝から始まり、昼食の時間を迎えた。

昼食のおにぎりを取り出し袋を開けようとすると腹痛に襲われた。そのため、トイレへ向かった。

帰ってくると二人とも座って食べていた。

「大丈夫かー?」

「あぁ、大丈夫」

最近では昼休みにReverseSideで話題になっているのことについて話すのが3人の中で流行っている。

「まじこの裸でうろついてるやつバカだよなーw」

そこには、街を裸で歩いてみたぜお前ら!すごいだろ俺wすごいと思ったやつRT、と書いた動画付きの投稿がある。

ReverseSideでは投稿することをThrowといい、拡散することをRethrow、(略してRTという)、高評価をいいね、という。

宙はRTといいねどちらもしていた。

その下のThrowには、現在の首相の浜崎浩二(はまさき こうじ)のThrowがある。Rethrowでまわって来たようだ。

スクロールすると、血が出ている画像が出てきた。そこにはこう書いてある。

ゎたし、マジで自分のかぉぃゃ……マジもぅむりリスカしょ……

「こういうの流れてきたら引くよなーこんなん載せるなっつー感じ」

そのThrowに対するリプがいくつかある。

''載せんなキモイ''

''わかるょその気持ち''

''Throwやめろ''

だいたいが批判的な内容であった。

この女の人が数日後、全国的なニュースとなることなど知りもしなかった。

  • 1拍手
  • 0笑い
  • 0
  • 0怖い
  • 0惚れた

コメントはありません

コメントを書く

とじる

裏垢

その少女は遺書を残して飛び降り自殺をした。その遺書の内容に『Throwですらも受け入れられなかった、ぁの世なら受け入れてくれるかもしれなぃ』と言う文が含まれていており、ニュースにも取り上げられたのだ。

弁護人は、「日頃から裏垢などで非難を浴びさせられていた」との解明をしている。

俺も実は裏垢を作っている。思春期ということもあり、リア垢ではフォローできないものをフォローしたり、自撮りを密かにあげるなどしている。

Throwではかなりの人が裏垢を持っているとアンケートで判明し、おかしいことでもないようだ。

本垢を作って半年が過ぎた。フォロー120 フォロワー1342になり、意外と人気があるようだ。

裏垢はフォロー24 フォロワー34である。

余談だが、宙はフォロー210 フォロワー1664らしい。

Throwをし始めて、裏垢を作ったあたりから成績は何故か1位をキープできるようになった。おそらく、裏垢をストレスの捌け口にしているからであろう。

俺の裏垢のフォロワーには色んな種類がある。メンヘラであったり、いじめられっ子、誰かを批判するためにだけ作った捨て垢、悪口を言うための垢など様々ある。

裏垢が自分の運命を変えるとは知る由もなく、俺の生活は一変することになる。

  • 1拍手
  • 0笑い
  • 0
  • 0怖い
  • 0惚れた

コメントはありません

コメントを書く

とじる

悲劇の始まり

11月中旬、俺はいつもの授業ではスマホはつつかないのだが、バイブ音がしたためこっそりとサイレントマナーモードにしようとスマホを取り出して画面を見た。

そこには【✝︎ゲームの始まり✝︎】とあった。

厨二臭い、と嘲笑しつつ、無視をした。

昼休み、このことを宙と翔真に話すことにした。興味本位でURLをクリックした。そこにはこうあった。

【✝︎ゲームの始まり✝︎】

どうも。私はゲームの管理人X。これはThrowを利用する中で特定の人に向けられた予告状。貴方達にはゲームをしてもらいます。本日23:59までに登録完了を済ませておいてください。ちな、登録がない場合、貴方は今の生活には戻れないでしょう。また後で候。

                                                                                                  管理人X

「随分と唐突なメッセージだな」

「こいつぜってー頭わりーよ、お前ら2人みたく頭良くねぇけどわかるぜ」

「僕だって琉唯ほど頭良くないけどわかるよ。暇人かこいつ」

「俺頭良くないって。なんかわかんねぇけど登録してみるわ」

「俺もやってみてぇなぁ」

「琉唯がそうしている間に僕は1位を取り返しに行くとするよ」

「どーぞどーぞ」

登録したが、何も無いまま23:59を過ぎたーーーーーー。

0:00丁度に通知がなった。

管理人Xからだ。

どうも管理人Xです。皆さん登録しましたか?これより儀式の始まりです。下記のURLをクリックしてください。

URL https://mobile.throw.com/home

クリックした。突如、画面が真っ赤に染まった。

そこには文字が浮かび上がってきた。

今日の処刑人一覧

そこには、Throwのアカウント名と個人情報がいくつもあった。

スクロールすると、ページ数は500。数えると、一番下までに200人あり最後のページもぎっしり200人分の情報があった。

そこには、裏垢のフォロワーのアカウント名もあった。

本垢@love114888 もってぃー

裏垢@dieanddie444残酷のまみたん

本名 柳田 真美 

岡田高校 2年

彼女の本垢を見ると自分の本垢のFF(相互フォロー)内でもあった。

まさか同一人物だったとは。本垢であんなにも明るい彼女が裏垢ではこのメンヘラであったなんて。

驚愕したがさらに驚くことがあった。

本垢@yamapo0808

裏垢@avyama69

本名 山守 美和子

院東高校2年

クラスの委員長のアカウントだ。大人しく、清楚で地味な委員長、という印象の彼女とも本垢で相互フォローはしていた。

裏垢をクリックしてみると、数々の画像が出てきた。全て大人向けの自撮りだ。そこには

今日もHappyDay♡

興奮が収まらないよぉ〜♡

誰か相手して?

という文とともに下着姿の画像が。

見ていると、電話が掛かってきた。宙からだ。

「おい!琉唯見たかよ!いいんちょの垢!やばくねあれ!?」

「あぁ、今見てる。嘘っぽいが……」

「でもよ、見てみろよ!顔も同じじゃねーか!やっべ、興奮する!」

「やめろ、同級生で興奮するなキモイぞ」

「う、嘘だって!俺には推ししか目に入んねぇよ!」

「ほえー」

生返事しながら他の写真も見るが、やはり委員長だ。

結局、夜通しで他の垢も見てみた。そこには有名人の垢もあり、ThrowのTL(タイムライン)は大荒れだった。

  • 0拍手
  • 0笑い
  • 0
  • 0怖い
  • 0惚れた

コメントはありません

コメントを書く

とじる

ゲームの名は

朝6時、母の声が聞こえる。朝食の合図だ。

テレビではニュースが流れていて、内容は【ReverseSide個人情報流出か】という見出しで語られている。

ReverseSideアプリ開発責任者の小山武(こやまたけし)が出てきた。

箸を止め、今開かれ始めた緊急記者会見にききいる。

「えー、皆さんおはようございます。ReverseSide開発責任者の小山武です。この度の騒動につきましては現在原因を追求中でございます。我々は個人情報流出は管理しているのですが利用などしてはおりません。しかし、これは私達が作成したアプリケーションであります。誠に申し訳ありませんでした。」

こう言って、記者の質問にも答えず、小山は立ち去った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

学校に着くといつもに比べ登校している人はかなり少なかった。宙は既にいて、一番後ろの俺の席で寝ている。後ろにはゴミ箱があり、窓際ということもあり日が当たるため快適なのだそうだ。

8:40になり、ベルと同時に委員長が駆け込んできた。息は切らしているがいつもと表情は変わらない。

結局、1時間目で7割の生徒しか来ていない。

1時間目の授業中、俺は手紙交換をしている女子2人を目撃した。守分 巡(もりわけ めぐ)と貝原 美弥子(かいばら みやこ)の2人だ。彼女らはいつも真面目であるのだが、様子がおかしい。

すると、守分が先生に当てられた。守分は驚いて手紙を落としてしまった。

「守分、部分分数分解とは何だ」

「え!?えええええ、えっと…有理式に対し、その有理式の分母が互いに素な多項式の積で表されるとき、その有理式を多項式と複数の有理式の和で表すことです!」

「そうだ、流石だな!」

守分は手紙を落としたことに気づき、探した。が、既に斜め前の女子の手中にあった。

そう、委員長である。

委員長は固まった。突如、叫びだした。

先生が振り返り、教室中が驚きざわつき、委員長が手に持っていた紙をこちらへ投げつけてきた。

反応が遅れた俺に命中し、紙を拾い、顔を上げると委員長は既に座っていた。

紙にはこう書いてあった

美和子やばくない?まじで引いた

私もドン引きでございますわ

関わるのちょっとずつ控えない?

そうしますわ、同じと思われたくないですもの

何か不穏な空気が教室を覆い始めた。

修正履歴

  • 内容に影響のない範囲で、一部表現の変更や追記をおこないました。(2018/08/26)

修正履歴を見る

  • 0拍手
  • 1笑い
  • 0
  • 0怖い
  • 0惚れた

コメントはありません

コメントを書く

とじる

このページの内容について報告する

送信中

送信しました

文字数の上限を超えています。