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ケーキ屋さん(田中くんと溜池さん) 完結

時給3000円のお仕事

更新:2018/10/21

haty

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こんな時給設定、ホラゲーしか見たことないです。

タイトル変えました。(2018/10/13)

小出し小出しでいきます。

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目次

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田中は何か思いつく

田中「時給3000円の仕事?」

溜池「そんな仕事ってあるかしら?」

田中「そうですね。あ、1ついいのが」

溜池「へえ、どんなの?」

田中「ある人里離れた屋敷に行って」

溜池「ん?」

田中「一泊するだけの簡単な仕事なんだって」

溜池「それ、幽霊的なの出る危ない奴じゃない!!」

田中「ダメですか・・・。じゃあこんなのはどうです?ある研究施設に行って」

溜池「実験体になれはお断りよ!!」

田中「ええ?ダメですか?わがままだなあ」

溜池「うっ・・・まあそうまでしないと時給3000円は無理ね」

田中「あってもゲームの中の話ですね。バイトで高時給と思ったらめっちゃ怖い目に遭う話」

溜池「あんたそういう怖いゲーム平気?」

田中「うーん。ものにもよりますけど、ゲームと割り切れてしまえば」

溜池「夢ないわねえ」

田中「そういう溜池さんは、どうなんです?」

溜池「わ、私?・・・へ、平気よ」

田中「へえ・・・」

こりゃあ苦手そうだなと感じた田中は、ある事を思いついた。

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提案

田中「というわけで、僕の家です」

溜池「僕の家ですじゃないわよ!何よ、これ!」

溜池さんは頭から機械を被せられていた。

田中「何って、VRができる機械ですよ。今付けている機械で自分の体を使ってゲームするものです」

溜池「んなことは知ってるわよ!私が言ってるのは、今私が見てるゲームよ!」

今、溜池さんが見ている画面は家のテレビで確認できる。そこにはこう書かれていた。

『ケーキ屋さんにいこう』

田中「良かったじゃないですか、溜池さん。ケーキ好きなら聞き捨てならないでしょ」

溜池「普通のケーキ屋さんならね!けど、行っちゃダメな奴じゃない!」

名前はおつかいかな?という名前だが、タイトル画面は夜の公園の店でタイトルの文字は名前の明るさに合わない細く震えながら書いたような白い文字だ。

溜池「ね、ねえ。やっぱりやめましょう?今日寝れなくなりそうなのよ!」

田中「おや?いいんですか?もしこのゲームクリアしたら後で今人気のケーキを買ってきてもいいんですよ?」

溜池「うっ。そ、それはそうだけど」

これをやる前に田中は溜池にある提案をした。それは、バイトではないがあることを成し遂げれば、件のケーキをおごってもいいと言ったのだ。溜池は、どんな内容か聞かずにすぐにやると言ってしまったのである。

溜池「・・・わかったわ。けどどんなゲームか聞かせてちょうだい」

田中「まあ、そりゃあそうですね」

田中はゲームを説明し始めた。

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最初のお客

溜池視点

 な、何で私がこんな怖そうなゲームやるハメに・・・。そりゃあおいしいケーキを食べたいけど・・・。私は今置かれいてる状況に後悔していた。

 「あなたは公園でケーキを売る店員です。ケーキそのものはあらかじめ用意されているので、客の注文を聞き、愛想よく接客するのがあなたの仕事です」

 まあそれくらいなら、記憶力ゲームはありそうよね。ケーキを手順に従って作り、客の機嫌を損ねないように手際よくやるようなゲームもあるわね。ただ・・・

 暗いのよ!!外が!!タイトルにあったよな夜の公園を店の中から見ている感じなんだけど、正面には木々が生い茂っていてその奥は闇。見下ろすと公園とわかる茶色い地面が横に続いていて左右も先が闇。空はゲームらしく夜を表現しているかのように真っ黒でとにかく外が闇一面なのよ!!というか何で夜にやるのよ!!きっとこの店員馬鹿だから、やる時間帯を聞かずに引き受けたのか時給にだまされたかね。・・・何よ、お前もだろ?ですって?・・・そうよ。

 「ヒィッ!!」

 私は突然の来客にビックリした。右から地面より濃い茶色いパーカーにジーンズの人・・・なのよね?が現れ、店の正面に立った。背丈は、私と同じくらい。ゲーム設定が冬なのかジーンズの両ポケットに両手をつっこんでいる。ところで疑問形なのは、体格は一応人のそれだけどフードをかぶった肝心の顔は真っ黒で表情が見えない。後、このゲームがホラーゲームなので人じゃないなにかに化ける・・・やめましょう!!本当に起こりそうで怖いわ!!私が最悪の事態を想定していたら、茶色パーカーがちょうど腹の部分に横に長い長方形の水色をバックに白い文字のウィンドウが出た。

 『チーズケーキ 4号』

 どうやら注文のようね。ってよ、4号?この店何回も味変えているのかしら?とりあえずチーズケーキはええと、私は下のショーウィンドウにあったチーズケーキ1切れを取る動作をした。すると右手にケースに入っているチーズケーキを持っている状態になった。両手でなくて取るだけでいいのね。私はショーウィンドウの上のカウンターの光っているところにチーズケーキを置いた。するとまたウィンドウが現れた。

 『・・・これじゃない』

 えええええ!?だ、だってチーズケーキでしょ?他見たけどどれも違うケーキで

 『ケーキを知らない奴はチーズになればいい・・・』

 へ?・・・っていやあああああ!!手が!!手があああ!!私の手が目の前に現れ、まさに熱したチーズのように溶けて、しかも下を見ればすねも溶けて顔も溶けて見えなくなり・・・画面がフェードアウトして・・・

 『GAME OVER』

田中「あー、ゲームオーバーになってしまいましたねえ」

溜池「・・・ちょっと待って。私、チーズケーキを出したのよ?間違えてないわ」

田中「ええ、ケーキの種類は間違えてないですよ。ただ・・・サイズが違うんですよ」

溜池「・・・サイズ?」

田中「ケーキには号という大きさがあるんですよ。4号というのは直径12センチのホールケーキの事です。2人から4人が食べる大きさですね」

溜池「し、知らなかったわ。そうだったのね」

田中「誕生日ケーキを頼んだ事のある人なら誰でもわかる問題ですよ・・・あ、そうか溜池さんはぼっち歴が」

溜池「悪かったわね!!」

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これで終わるわけがなく・・・

 溜池視点

『チーズケーキ 4号』

茶色パーカーは、さっきと同じ注文をした。フフン、同じミスなんてしませんよーだ。私は後ろを向いた。色んなレンジのような機械が一列にズラリと並んでいた。

 このケーキ屋さんはハイテクな技術を使っているようで、大きな口の右横の上部にストロベリーだの、チョコだの、この客の目当てであるチーズなどの文字が書かれているわ。私はチーズのレンジに視点を近づけ、文字の下にあるタイマーを設定するダイヤルのようなものを見た。実はこれはタイマーではなく、先ほど間違えたケーキサイズを設定するダイヤルなのだ。しかもご丁寧に10cmから1cmずつになっているのよ。4号は12cmなので手で合わせて、その下のボタンを押す。

 チンッ!と即座に鳴って、大きな口がパカッと開く。この機械は、茶色パーカーのようなホールケーキを頼む人向けの機械で、このダイヤルの範囲であればどんな大きさのホールケーキでも作れるものだそうだ。どこからそんなケーキが出てくるんだという質問は一切受け付けない。というか田中は「知らない方がいい」と言われた。うん、聞くのはやめましょう。私がホールケーキを取ると、ケーキが箱に入った状態のものが片手に持っている。取茶色パーカーの前に置いた。

『うん、チーズケーキ。彼女が好きなんだ』

何彼女いる宣言してんのよ。まあ、チーズになるのはゴメンだから言わないけど。さあさっさと代金を

『ところで1つ聞きたいんだけど』

な、何よ。わたしゃバイトよ!そんな質問なんて困るわ!・・・1つだけよ。

『チーズケーキって最初、どんな人が食べたのかなあ?』

と、3つの小さいウィンドウが現れる。

・ギリシャ人

・ポーランド人

・イタリア人

えええ・・・。チーズでしょ?ピザ食ってるイメージのイタリア人じゃないかしら?私はイタリア人のウィンドウにタッチした。

『・・・違うよ』

私は、また溶けた。

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ゲームの内容を考える

 チーズケーキの始まりは紀元前のギリシャ。当時のオリンピックの選手が食べていたそうだ。ただし、この時のチーズケーキは今のとは異なっている。今のチーズケーキはポーランドから始まった。

・・・以上が田中から聞いた話よ。どうやら、このゲーム。ホラーゲームにケーキの知識に関する問題を使っているわね。今はやっている脱出ゲームなんかはそういうのはあるようだけど。まあ、まだ1人?しか応対してないからクリアはまだまだね。ケーキの為ならこの程度であきらめないわ!

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