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古ぼけた果たし状 完結

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『果たし状

 2018年11月2日18時、校舎うらにて待つ。

 どちらの“幸せ度”が強いか勝負だ。カクゴしておくがいい、今のぼくはものすごく幸せだから。

 キサマの強さがなまはんかだったら許さないからな。

 戦いの結果が今から楽しみだ。

 川野』

 古ぼけた紙を手に僕は苦笑いを浮かべる。

 

「お、川野の10年後の自分への手紙おもしれーな」

「え、なになに」

「タイムカプセル一番有効活用してんじゃないの川野」

 手紙と一緒に入っていた、当時集めていた匂いのする消しゴムを少し手で擦ってみるとほんの少し甘い香りがした、気がした。

「で、来月結婚の川野君と昔の川野君、どっちの勝ちなわけ?」

 ニヤケ顔で問うてくる友人。10年経っても変わらないその様子に、僕は少し考えてからこう答えた。

「今も変わらず幸せだから、引き分けってところかな」

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途中のタイムカプセルの表現で、思わず。大爆笑してしまいました。
題名の意味がすべての内容に込められてあって、とっても楽しかったです。
最後のオチは、やっぱりそうあった方がいいよねって、暖かい感じと意外性が良かったです。

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>あふりかのそらさん
ありがとうございます。いつもコメント励みになっております…!!僕自身はタイムカプセル有効活用出来なかったのでここで悔いを晴らさせていただきました。

作者:しんじ

2018/11/9

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その心、いいね!

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