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がたんごとん、ぶっぶー! 完結

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今度こそ子ども向けにできたかと笑

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「黄色行きー!こちらは黄色行きの電車でーす」

 子どもが二人、細い縄を手にやってきます。

「乗りまーす」

 それを見ていた小さな子が、こっちこっちと手を振りました。

「この電車は黄色行きです」

「お乗りの方は後ろへどうぞ」

「はーい」

 子ども達は三人とも、縄の輪っかに入ります。両手で縄を握ったら……

 さあ、出発!

 がたんごとん がたんごとん

 黄色行き電車が走ります。

「乗りまーす」

 また一人お客さんのようです。

 電車がちょっと窮屈になってしまいました。

「つめて、つめて」

「もうちょっとで着きまーす。皆さん譲り合ってお願いしまーす」

「はーい」

 がたんごとん がたんごとん

「到着でーす。黄色行きの電車到着でーす」

 そこは黄色の葉っぱがはらはら落ちる「イチョウの木広場」でした。

 イチョウの木々も真っ黄色、木の下にも団扇みたいな葉っぱが落ちて黄色の海が広がります。

 しばしの停車時間の後、

「赤色原っぱへお越しの方は乗り換えをお願いしまーす」

「はーい」

「乗りまーす」

 皆さん、ちゃんと乗ったかな?皆が乗ったら発車です。

「赤色原っぱ行きバス発車しまーす。おつかまりくださーい」

 ぶっぶー!

 赤色原っぱはすぐそこです。

 近くではありますが、黄色行き電車で来ましたから、赤色原っぱ行きはちゃんと乗り換えなきゃいけません。

 イチョウの木広場にちょっとずつ赤色が混じってきます。

 だんだん赤色になってきて……

 赤色原っぱに到着です!

「終点、赤色原っぱでーす」

 紅葉の葉っぱが絨毯のようです。

 真っ赤な原っぱに、真っ赤な夕日が落ちてきました。

 皆の顔も真っ赤に染まっています。

 でも赤色原っぱの真っ赤な時間はすぐに終わってしまうのです。

「間に合ってよかったねー」

「ねー」

 真っ赤な夕日が手を振ってさよならすると、反対側からきらきら光る小さな星と、まんまる顔をした月がやってきます。

「わあ、お月様が出てきたよ」

「急いで帰らなくっちゃ!」

「お家行き、最終便の飛行機が出まーす。ご搭乗の方はお急ぎくださーい」

「はーい!」

 それじゃあ皆さん行きましょう。

 おいしいご飯が待っている、皆のお家に帰りましょう。

 ばびゅーんっと飛んで帰りましょう。

修正履歴

  • 内容に影響のない範囲で、一部表現の変更や追記をおこないました。(2018/11/05)
  • 内容に影響のない範囲で、一部表現の変更や追記をおこないました。(2018/11/04)

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