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恋のログホライON! 完結

紅茶から始まる恋

更新:2018/11/5

あふりかのそら

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わしの名は、舎加水【シャカミズ】

 わしは、今日ハッピーなんやでぇ。

真っ白のスーツに黄色い花束を持って向かう先は、スクランブル交差点の角にいる花音【カノン】

恋する花音と紅茶を飲むんや。

今日はスペシャルイベントやでぇ。

「花音、待ったんかいなぁ 〜これ、ほんの気持ちやでぇ!」

「舎加水、ありがとう。わざわざ、出てきてもらって。どうしても、伝えたいことがあって。」

「いやぁ〜急に、そういうこと言うから心配になるがな、あんまり寝てないやでぇ〜ハハ。」

確かに、わしは嘘つくの下手やから、ちゃんと目の下にクマ作ってきたんやで。

純粋やと思わんか?

「花音、ところで、どこで話すんかいなぁ?」

「舎加水、人がワテの後を付けて来るかも、そこの三階のメイド喫茶いこ、あそこ人多いから、話も聞こえない。」

「いいね!」

「あー、いらっちゃいまちぇー。

あたちのメイドきっちゃにようこちょ。

そしてこんにちわでちゅ。お好きな席どうぞでちゅ。」

わしは一番可愛い席に座ったんやでぇ、ここ座ると思わんかったやろ。ハハ

「ここ、紅茶が有名なんでしょ、だから、ワテは紅茶」

「じゃ、わしも紅茶やでぇ」

「そんで、花音、で、どうしたんや!。」

「ワテ、有名なうなぎ料理店の接客係に受かったの、十五歳だと、無理だって言われてたけど、早い時間の、お座敷の準備やら、御膳運び。あと、うなぎもさばく。」

「それは、聞いてるけどやな、頑張ってるって。

ひょっとしていじめられたんちゃうんか? 

ブラック企業ちゃうか?

さばくの、さばかれるだの。」

「違う違う、この店、有名政治家や、トップ官僚が来るの、そしたらさ、変なこと聞いちゃって、世界はすでに、地下都市にログインしている。

この社会は全て映像だって。

ただ、地下と地上に本質〔心〕が分かれてるんだって。

舎加水、あなた地下都市の方でしょ?

あなた、ここの紅茶飲むとどうなるか分かってるのz。」

「はぁー、大丈夫か?

これ。

あんたもとんでもない話を聞きおったんやなぁ。

わしは、こうして花音と面頭向かって喋ってるだけやがな。」

「じゃ、紅茶、飲んで見てぇ?。」

「なんやそれ、?

そんなに心配する話ちゃうでぇ。

よくある話やがな、

地下都市って、アンデス山脈の地下のことやろ?

よく都市伝説で言う話じゃない?」

「えー、知ってんの?」

「よく、動画でもやってるがな。」

「あーそうなの、驚いた。」

「何も心配せんでええがな!

ほんなら飲むでぇ。」

ゴクン、ゴクン。

どうなっとんやこれ、わし消えてもたがなぁ。

「ありがとう、舎加水。

ワテの本質は今、地上架空間都市のスラムよ。

はっきりした。」

舎加水は、自分の本質〔心〕のある地下架空間都市に蒸発した。

この紅茶はログインするための茶葉で作られている。

これを飲むと地下に本質〔心〕があるものは、映像が消えて地下に戻る。

   すると花音がスクランブル交差点の真ん中で、紅茶を飲んで姿が消えた舎加水に喋りかけた。

「おーい?

ワテが今からすること理解できる?

聞いてるんでしょう?返事しなよ。」

「何がやな。好きにしたらええがな。わしはあんたに恋してるんや」

「わからない?

ワテらは、貧乏人だから、地上でしょう?

だから、強引に地下架空間都市に本質〔心〕を移す。」

「へへ、わかった。好きにしたらええ」

「じゃーねぇ。」

「それじゃ。地下で会おうやないの」

ワテは、スクランブル交差点のど真ん中で体にぐるぐる巻きにつながった導火線の先の赤いボタンを押した。

「ワテは、やるゆうたらやる。」

メキメキ、バッカーン!

ワテと大勢の人間どもがいっぺんに蒸発した。

ワテたちが蒸発した後、スクランブル交差点には巨大なクレーターができた。

ガ、がががががーー

ワテのこの一撃でクレーターがさらにひび割れ、その隙間から大群の羽アリが飛び出した。

さらにはヤマトシギアブ、ニクバエハエが飛び出し人間を襲った。

ざまぁーみろ。人々は一瞬にして昆虫たちに食われ蒸発した。

ハハハ。

  このワテも驚いたのは。虫に食われ地下に本質〔心〕を移された人々は全くそのことには気づかず普通に人間社会が日々繰り返されていると思い込んでいる単純な人たちだった。

  でも、これで彼らは助かった。

ハハ、輪廻転生をうまく活用すればアンデス山脈富裕層地下架空間都市に無料〔タダ〕でログインできる。

ワテの勇気ある行いでみなは救われたのだ。

「ザブーン、ザブーン」

巨大な崖っぷちに濡れた白い小さな可愛いワテの手。

「うっ、」

ワテは崖から余裕で這い上がり、飛んできた白い布を一瞬で羽織った。

そう、ワテは見事にまたまた復活してやった。

  ここはもう地上ではなく、アンデス山脈の地下に投影された地上のコピー。

そして、ワテが強制的に蒸発させた大勢の被害者もここ、ニビンルに復活している。

ここは、ワテが命がけで建設を急ぐブラックピラミッド建築現場、どれだけ環境が悪化してもここはビクともしなかった。

それくらい、ワテの文明は技術と知識に恵まれていた。

ワテは、なんとか地上に残された人間を富裕層がいる地下富裕層架空間都市ニビンルに本質〔心〕を移動し富裕層を叩きのめし、追いやって見せると誓った。

「地上に残された人間さん。漏れなくミミズにインストールしてあげる。なんかご不満でも?」

ブラックピラミッド中心にある復活の間の盛り上がった土の中から大量のアリが現れた。

「さぁー、ミミズとなった、地上の人間さん。ニビンルに入るために、自信と勇気を持ってアリに食われてちょうだい。」

  すると、ワテの心の底からの思いが、海を酸性化し海水は上昇。

常に高気圧と低気圧の渦巻きがやってきて。

酸性雨が毎日降る。

草木は枯れ、

酸素が一気に薄くなる。

寒いエリアは、極端に寒く。

暖かいエリアは極端に暑く干ばつが続き作物は全滅。

  ワテは、この地上が暗闇に変わる姿をきっちり見届け、ニビンルにいる富裕層に挑戦状を叩きつける。

さらに波留瑠が持つメイを奪ってやるのだ。

「シャカミズ、聞いてんのぉ、ねぇ」

「好きにしたらええがな。わしは、あんたが好きなんや」

ー完ー

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あふりかのそらさんの作品を読むと、ダリやエルンスト、マグリットなどのシュールレアリズムの絵を想像します。奇想天外で見たことのない世界。遊園地のようでとても楽しいです!(*^^*)

K.Nishiyama

2018/11/8

4

そうですね(^^♪K.Nishiyamaさんのご意見に納得です笑……超現実主義のイメージなんだな、と改めて納得しました。

湊あむーる

2018/11/8

5

ニビンルというのは、惑星ニビルから来てる??

湊あむーる

2018/11/8

6

K.nisiyama様へ
ありがとうございまーす(๑╹ω╹๑ )
コメントありがとうございます😊
褒めていただき感謝です。
ぜひ、仲良くして欲しいです!

作者:あふりかのそら

2018/11/9

7

湊あむーる様へ
アリホスの共通点を見分けたそれだけでもすごいのに。
神社の鏡は現世の仮想世界。光の放映された世界を表す。
逆さまに読んでください。
そこが、メソポタミア文明です。
んは発音しなければ、おっしゃる通り、「ニビル」

作者:あふりかのそら

2018/11/9

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とじる

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