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村人の朝食屋さん 完結

のんびり村人ライフ

更新:2018/11/7

あふりかのそら

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昨日の米を一升.

ビニール袋に入れておいたものをを取り出す。

2升炊きのガス釜の上の部分を平たい台の上に乗せて。。

その中に先ほどの米を入れる。

両側の持ち手を持って、思いっきり向こうと手前に揺すると。。。

綺麗に米がまっすぐになる。

水を1升の線まで入れるが、俺は目が悪いため何度も、水をとったり入れたりの繰り返す。

「んぅあ、線が見えねぇ」

季節は冬。

スローライフを甘く見ていた俺は、寒い思いをするはず。 

次に、大きなヤカンを取り出す。

これは、とてつもなく大きなヤカンだ。

カップ麺の宣伝に出たな。

このヤカンでお湯をたっぷり沸かしお茶を煎じる。

そして、お茶の間の醤油とソースがちゃんと入っているか確認する。

座布団を並べる。

だいたい整うと、ちゃぶ台の上にガスコンロをおいて。。。。

両方に持ちてのあるレコード盤の小さいサイズくらいの鍋にお湯を沸かし。

コウジミソを溶かし込む。

味噌の全てを溶かし切った頃には、いい匂いが部屋に充満する。

「んーー、今日もいい香りだ」

その頃に、村人がが、目を手や腕など全体で、こすりながらやってくる。

「やぁ、おはよう。今日の朝食メニューは何だい?」

「おはようございます。タラの白子の味噌汁と、朴葉味噌焼き。そして、炊きたてのご飯」

「いいね。今、みんなくるから。もう作っといて」

「はい、五名様分。朝食セット。ご注文承りました」

そう言えば、都会でせわしなくうだつの上がらない会社員をしていた時もそうだった。

思い出すよ。ほんと。

お腹が減った奴はごまんといるけど、いいものが作れない。

だから、俺は、この村で、店を出すことを選んだんだ。

コウジミソの溶かした鍋をお客さんの前の囲炉裏にセット。

お湯の湯気が立った時、コメも同時に立ち上がる。

「はい、お待ちどう様です」

「しっかしまぁ、いっつも朝飯がうめぇなぁ。何倍でも、おかわり!」

「今日は特別に出汁巻を作っておきました。あと自家製の大きな梅ぼしはご自由にどうぞ」

俺は、震災で被害ねあった村人のために、村人の朝食屋を始めた。

本物が知りたいし作りたくてそうした。

最初は都会でサラリーして、そのあと喫茶店に転職。

フランス料理店の見習いを転々として、ここにたどり着いた。

俺は今、自分のライフスタイルに満足している。

みんなが帰って、あとかだずけをする。

大きな山の景色を見ながらコーヒーを入れる。

俺はひとり言う。

「イッツ  マイ  ライフ」

ー完ー

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ホントすごい朝食屋さんですね。心温まる素敵なお話でした。

2

メーヴィス・クイーン様へ
コメントありがとうございます😊
この物語は、実際にある朝食屋さんを描いてみました。
ありがとうございまーす😊

作者:あふりかのそら

2018/11/17

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