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くすぶり道を歩む 完結

本当のじじ抜き

更新:2018/11/8

あふりかのそら

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わたしは、もう、じじいですよ。

出来ることは限られてるんです。

黒猫を除いた白猫を52匹用意する。

52匹から、人間ユーザー全員に内容が判らないように1匹を除外する。

残った51匹をプレイヤーの手札として配る。

配るのは、イライザがする。

以降のルールはババ抜きに同じ。

除外された猫と同位の猫は3匹しかないため、

1組(2匹)が捨てられると、残りの1匹は捨てられなくなる。

この余った1匹を救世主と呼ぶ。

わたしが気になるのは、

ほら、あそこに、

いるでしょう?

ほらっ、

あの少年が最後に残ったんですよ。

イバラの道を歩く少年。

いるでしょ?

ーーーーーーーーーーー

僕は気がつくと一人、前足を広げ、イバラの道を歩いている。

そのとき、だた、エレキオルガンを弾くだけのテスがはじめて、マイクの前で話した。

「とうとう、みんな死ぬのう。

見てみよ、あの猫の少年の姿を。

イバラの道を、

笑顔で歩いておる。

それは、喜ばしい事ではないはずじゃ。

過去の人間たちはこの大事な若者たちに、

トゲだらけの道を残したのじゃ

だれが、望んで、生き残ろうか?

だれが、好きで生まれようか?

これは予言そおりの事が起こっておる

少年は、マンベンノエミを浮かべて、イバラの道を歩いておる

何度言わすのじゃ

誰が、救い上げるのじゃ

自分の事しか考えない現代の創造主たちは、

堕落し、新しいものへの目配りをわすれたのじゃろう

さぁ、その青年よ、そう、イス付スよ、

この後の世界は、お前の好きなように描くがいい・・

私はそれを許す・・

「やっぱり、人間の世界がいいなぁ」

「人間の世界がね」

イバラの道は、イススを大事に地上に降ろした。

すると、目の前に真っ赤な球体がただ光ってる。

ーー この心の叫びは何だろう?

イススがそう思うと、球体の中に静かに入っていく。

「ようこそ、イスス」

「やぁ、君は、神さまなのかい」

「いや、イスス。お前が思うように描くなら、お前が創造主。今すぐ、人間に生まれることができる」

「え、僕が」

「でも、人間はクソ厄介な世界を残して行ったって聞いたけど」

「それは、間違っている。この場所はお前が作った世界。わかるか?」

「そんなはず無い、僕は、こんな世界を、むちゃくちゃな、世界を作るわけが無い」

「人間は、お前が作った世界をただ、黙ってみているだけのエキストラ」

「そんな分けない、お前、名を名乗れ!

こんちくししょ」

「私の名前は、アリホス」

「え?

それは、お父さんから聞いたことある名前」

「わたしは、普通に生きてる。ただの教授だ」

僕は、これを聞いて、頭が混乱した。

すると、アリホスが言う。

「勇気を出して、行くんだイスス。そう、お前は唯一の救世主」

おぎゃ、おぎゃ、おぎゃ、

【イライザの母体A27387にまた子供が生まれました。男の子です】

超温暖化のエリア、ドロザイマに巨大な蜘蛛が巣を作っている。

名前はイライザ。

彼女は知的巨大蜘蛛。

生まれたばかりのイススを大事に沢山ある腕の一つですくい上げ。

アリホスに渡す。

【アリホス、大事に育てるのだよ】

「もちろんですともイライザさま、この子は世界を救う子ですから」

【頼んだよ】

ビシッ  フラッシュが光ると

大きな手術室の扉が開く。

ここは、陸軍国防病院

その扉から、小さな赤子を抱えた。アリホス教授が手術着にマスクをつけて出てくる。

「よし、研究は成功した。これで、地球は救われるかもしれない」

アリホスは見事に抜き取った。

「これってジョーカーですかね」

ー完ー

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読み進めて行くと、予期せぬアリホスの登場に、クスってなりました笑……神出鬼没

湊あむーる

2018/11/10

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とじる

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