初めまして、こんにちは。
こんな私に興味を持って、紹介文までお読み頂き、ありがとうございます。
面倒くさがり、怠け者、三日坊主なので、突然書き出したり、パッタリと書かなくなったり、適当な人間です。
文章を書いていながら、活字嫌いで活字の書籍をほとんど読むことができません。
『吾輩は猫である』は、『吾輩は猫である』の一文で読み終わりました。
読み終えるのに三年かかった本もあります。
マンガが一番好きです。
そんな一癖も二癖もある奴ですが、どうぞ宜しくお願いいたします。
ちょっとぉ!おかしいじゃないの!!わたっ…しょ、『小生』って言わなきゃなの!?んもう!今回だけよ!?しょ、小生は確かに生物学上は『男』よ?で・も!心は『女』なの!!なのに、こんな所に引っ張り出してくる、筆者が信じらんない!!小生は『オカマ』!!一人称ややこしいんだから、覚えといてちょうだい!!…続きを読む
私の趣味は登山だ。先日山の上にあるハーブ園に行った。色んなハーブがそこら中に植えてあり、葉っぱを擦って匂っては楽しんでいた。ハーブ園には香りの館なるものがあり、アロマオイルが揃えられ、販売もされていた。それぞれのアロマオイルに、効用と香りの特徴が書かれているが、その表現たるや、とても素晴らしい芸術のような言葉が並べられている。私はその中で【18,700円】と書かれた、目玉が飛び出そうな価格の小ビンを手に取った。そのアロマオイルは、『カモミールローマン』という。すぅーっとゆっくり自分なりに丁寧に香りを鼻腔に通すと、『ヤツ』の香りがした。おかしい!!だって、その香りは【…続きを読む
皆さんは俗にいう、『多感な時』というのを、どのように過ごされましたか?ご両親に反抗した方も、おられるのでしょうか?私は『本当の私は誰?』ということを、ずっと考えて苦悩して過ごしました。家族の中の私。友達といるときの私。学校の代表として、先生の前で優等生を演じる私。気が強い私。一人でお風呂場で泣く私。優しい私。残酷な私。…一体どれが本当の私なのか?どの自分を引っ張り出して来てみても、どれも嘘の自分である気がして、私というのはどれが本当の自分なのかということに、答えを出すことができず、悩み苦しんでいました。皆さんはどうだったのでしょうか?そもそもこんなめんどくさそ…続きを読む
高三の夏、私は兄の運転する車で、祖母の家へ向かっていた。陸上の長距離走でインターハイまで出場し、翌年の春からは大学推薦が決まっていた。高速を走っている所から、私の記憶は無くなっている。次に目が覚めた時には、私の両足は二度と動かなくなっていた。交通事故だったと聞かされた。兄を失った。そうしてある日、1人の若い男性が病室を訪ねてきた。震える声で、ぶつかってきた車を運転していた、夫婦の息子だと言った。運転していた夫婦も即死だったと聞いている。父や母は、行き場の無い怒りや悲しみを、その男性にぶつけた。男性は病室で土下座をし、歩けなくなった私の責任をその男性の一生をかけて取ると言った…続きを読む
1本の電話でそのことを知った。中学生3年生のクラス替えで出会った彼は、友人である千尋の幼馴染みだった。彼は名は誠といった。私達は共通の友人を介して、男女数名の仲良しグループとなった。やがてそれぞれに進路を決めて、皆その道を歩みだした。高校の初めは、マメに連絡を取り合っていたが、離れてしまうと各々に新しい世界ができて、やがて疎遠になっていった。高校を卒業してさらに新たなるステージへ上がった頃、携帯に懐かしい名前が表示され、嬉しくてすぐに電話に出た。『誠が、もう危ないって…。』突然の千尋からの電話だった。誠はあれから脚に腫瘍ができ、それが骨肉腫であると分かる頃には、もう…続きを読む
どうも。まさかこんな場を設けて頂けるとは思いませんで…。いやいや、私なんて地味な存在ですので…。あ、幅だけは取るんですけどね。なんて!ハハハハハ!そうですね、自分で言うのも何ですが、実直です。曲がった事が嫌いと言うか、自分では曲げられないというか…。棲んでいる所は、大体混雑した所に居つきがちで、せせこましい思いはしてますね。割りと大学生以下の子達に支えられてますね。学校教育っていうものは、ありがたいものです。あ、仕事ですか?測量の仕事をしています。物は測れるのに、人の気持ちは推し測ることができないんですよねぇ。なんちって(笑)あ、そうですね、名前言ってませんで…続きを読む
あれは俺が中学1年生の秋。中学生になって部活に入部し、初めて『先輩』と呼べる人ができた。小学生までは、どこどこのお兄ちゃん…とか呼んでいた存在が、中学生になった途端に『先輩』となって、なんだか自分まで大人になったような気分になる。初めての中学生の夏休みを経て、最初の部活で先輩からお土産を貰った。確か…『そばもち』と書かれた小さい箱のお菓子は、黄色の包み紙に包まれていた。初めてできた『先輩』から貰ったお土産が、妙に嬉しかったのを覚えてる。俺には一人3つ下の妹がいて、普段はケンカばかりしているが、こんな嬉しいことがあった俺は気分が良くて、幸せのお裾分けをしてやろうと柄にもなく思ったんだ…続きを読む
ガチャンッキイっと軋む扉を開けると、さあっと夜風が頬を撫でた。周りに高いビルが無いここの屋上は、6階建てだが屋上の景色は遠くの山の方まで開けて見え、きらびやかな夜景が広がっている。日と時間帯によればきれいな夕陽を見ることができるここは、私のお気に入りの場所だ。とはいえ、この夜景を作っている個々の光の元では、何万もの人が今の私と同じように、目の前の残業にうんざりとしているのだろう。ガチガチになった体で、くっ!と背伸びをすると、街並みの光に負けじと、煌めく都会の少ない星達が目に入った。そして今夜はひときわ月が美しい。(夜空を見て、月がきれいだなんて・・・思ったのはいつぶりだろう・・…続きを読む
「てかさぁ、この時代に『犬、サル、キジ』ってダサいと思うのよ。」『PEACH!』と背中に書かれた特攻隊に、身を包む桃太郎は切り出した。「あの頃から何年経ってると思ってんだよ。これからお前ら、呼び方かえっから!そうだなぁ…まず、犬は一度噛みついたら離さねぇってのが売りなわけじゃん?相当恨み持ってそうだから、お前コードネーム『復讐』ね。で、サル。お前は道具使って器用に投げんじゃん。だからコードネームは『ショットガン』ね。てか、これカッコ良くね?俺って天才!キジは空から色んな情報仕入れて教えてくれんじゃん。キジは俺に取って『情報』なわけよ。だからコードネームは『ICチップ』ね!…続きを読む
少し前、私はここに還ってきた。一人の人生を全うし、またここへ還ってきたのだ。生前はすっかり忘れていたというのに、ここへ戻ってくると、『輪廻転生』のカラクリを思い出す。さて、還ってきてしまったということは、また次の人生を選ばなければならないということだ。【あなたはどの人物の人生を始めますか?】#1 ネグレクトの両親の元に生まれながら、成功し社長となるが、大病を患い40代で亡くなる。#2 産まれてから苦労することはないが、中身がない人生を送る。#3 前半の20歳までに両親を亡くすが、後半は介護もなく平穏に過ごせる人生。ただし生涯独身。#4…#5…#6…さて、どうしたも…続きを読む