これは『宿題』の続き。https://monogatary.com/story/384159お時間があれば、お立ち寄りくださいませ🍀松浦凪は、凪凪という名前で声優活動している。高校三年生の凪は、今年一年は受験のため芸能活動を休止中。そんなある日、凪凪のマネージャー渡瀬貢(わたせみつぐ)から、段ボール箱一杯のファンレターが届いた。今時は、SNSでファンの思い等、ダイレクトに聞く事が出来る時代だが、まだまだファンレターにもそれなりの存在意義がある様子。凪が段ボール箱を開けると、中から色とりどりの便箋やハガキが目に飛び込んできた。凪が声優をしているキャラの便箋…続きを読む
これは『どうにもとまらない』の続きhttps://monogatary.com/story/383038お時間があれば、お立ち寄りくださいませ🍀[母、ナω。今日免、糸カゞシ白まゑカゝら∋□]また、凪ったらギャル文字でライン送ってきて。松浦凪の母、松浦よし香がため息を付きながらスマホの『ギャル文字一括変換装置』にさっき凪が送ってきた文字を打ち込む。[母さん。今晩、糸が泊まるからヨロ]「あ〜、友達の糸ちゃんが今晩家に泊まるのね。全く、いい加減ギャル文字でラインしてくるのやめて欲しいは」よし香が買い物途中に凪からのラインに気付き、カートを押しながらスマホを見…続きを読む
ニコラスさんの『センタイ ヒーローズ』の【その3】から、書かせて頂きました。https://monogatary.com/story/383746✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩情熱の赤 レッド魅惑の紫 パープル純真の白 ホワイト癒しの青 ブルー神秘の黒 ブラックが、番組冒頭に一人ずつ視聴者に向けて今週の一言を伝えると、レッドは西園寺響にパープルは神宮寺類にホワイトは綾小路翔にブルーは早乙女譲にブラックは伊集院佑に戻り、闇の組織銀座を影で操る、有閑マダム鳳条金実が毎晩通っていると云う、[ホストクラブ鳳凰]へ出勤する。レッドこと西園寺響は、マダ…続きを読む
「ない」ないないないないない。お風呂から上がったら、食べようと楽しみにしていた“いちごのチーズタルト”仕事から帰って直ぐ冷蔵庫に入れたはずなのに季節限定一日50個限定しかも今日まで販売のいちごのチーズタルト本当は真都(まなと)の分も買いたかったけど、お昼休みにお店に行ったらラスイチで、それでも今日で最後だしせっかく来たのだからと、買って帰ったいちごのチーズタルトなのになぜになぜかなんで「真都。冷蔵庫に入れといた、いちごのチーズタルト食べた?」ゲームに熱中している真都の背中に向かって話し掛ける。真都の背中が少し動揺したようにあたしには見…続きを読む
娘にガチで聞いてみた「今の所」「悩みはない」一緒に住んでるから傍には居るんですよ傍には…。脳天気な娘に幸あれスタンバイ中の母よりおしまい🍀…続きを読む
これは『それぞれ』の続きhttps://monogatary.com/story/382756お時間があれば、お立ち寄りくださいませ🍀「吉田さん。吉田ひなたさん」急に名前を呼ばれたひなただが、まだ自分の名字が変わった事に慣れないでいた。ここは病院の待合室。名前を呼ばれたひなたが、慌てて診察室に入る。さっきひなたが検査した検査結果を聞くためにもう一度名前を呼ばれたのだ。ドキドキしながら、松浦なほ子に似た先生の前に置かれた椅子に座る。「おめでとうございます。ちょうど3ヶ月に入った頃かな」先生はひなたを見てニッコリ笑う。ひなたは先生の言葉を聞いても実…続きを読む
これは『松浦なほ子。怒る』の続きhttps://monogatary.com/story/381385お時間があれば、お立ち寄りくださいませ🍀山間にある、そこまで田舎でもないけれど都会でもないそんな東山高校三年生四人の寝る前にしている妄想とは?✻橘裕久裕久は、黒縁眼鏡を掛け、中肉中背の身長はやや低めのどこにでもいる男子。そんな裕久は声優の凪凪の大ファン。勿論ファンクラブに入っている。今晩も裕久は、凪凪こと松浦凪がくれた、会員限定のキーホルダー+凪凪の直筆メッセージ付きキーホルダーを枕元に置いて今晩。どうかどうか、凪凪が夢に出てきますように。それで、あんなことやこ…続きを読む
これは『お試し』の続きhttps://monogatary.com/story/381385少し長い物語ですが、お時間があればお立ち寄りくださいませ🍀花火大会も終わり、40階の高層マンションのベランダに風も出てきた事もあって、松浦なほ子の彼中川夕貴、同僚の吉田正と部下の松田ひなたがベランダからリビングに戻り各々ソファや床に腰を下ろした。それからは四人で、それぞれがチューハイやワインやウイスキーを飲みながら、他愛も無い話で盛り上がり、お酒のせいもあるのか吉田とひなたの二人は何故だか少しテンションが高めな様になほ子には見えた。時刻は22時ーキッチンで片付け…続きを読む
これは『華ひらく、ひなひらく』の続きhttps://monogatary.com/story/380432お時間があれば、お立ち寄りくださいませ🍀沢山の花火が次々と夜空に咲いて行く。幾重にも重なり合いながら、咲いては消え、咲いては消えを繰り返す。色とりどりの花火が吉田正と松田ひなたの顔を照らし出していた。ドン!ヒュ〜〜〜〜〜〜、、、、、、ドン!ドン!ドン!赤や黄色が吉田の顔を明るく照らす。その顔を、横目でそっと見守るひなた。「吉田さん綺麗ですね」「うん。ひなちゃん、ほんとに綺麗だね〜」吉田は高層マンションの40階のベランダの手す…続きを読む
これから投稿する物語は、今までのお題に沿った松浦なほ子と中川夕貴の現在と過去。そして、2人を取り巻く人達の現在と過去の物語を書き溜めていたものを修正して投稿して行く予定です。読んだ方も、今から読まれる方も、お時間があればお立ち寄りくださいませ🍀チャーハン…続きを読む