開店準備~6:00いつものように来るだろう常連3人の用意をする。佐藤さんはいつもカフェオレと少し焦がした自家製プリンすめらぎさんはいつもカフェオレとバターを少し塗ったシナモンパン望丸さんはいつもカフェオレと揚げたてサクサクのカツを挟んだカツサンドプリンの液を型に流し込んで。。。冷やしといて後でオーブンで焼けばOKね。っと肉もあるし。あぁ~シナモン切らしてるわ買いにいかんとあかん「リリ(猫)シナモン買いに行くけど行くか?」上品にとことこやってきて温かい赤茶色の毛布を俺の前に持ってきて、リリがくるくる回る。包めってか。ササッと包み、シナモンを買いに行く。リリは満足そうに…続きを読む
あと、余命3ヶ月か・・・もうすこしで私消えるんだ。お母さんに手術しようといわれたけれど、私は嫌だった。ただあの人に会いたい。きっと寂しさで埋もれてると思うから。抱きしめてあげたい。ただ、それだけだ。神様、許してね。もう最期なんだから。やっと自分の家。マンションに帰れる。私は私のままで消えたい。いた!あの人だ!「好きです!」ただ真っ直ぐに想いを伝えた。がらんとしたマンションのカフェで「は?誰?」「雨宮一花です。一目惚れしました」さとの前の席に座る「視界から消えてもらえる?」やっぱり。閉ざしてるんだ。ギュッ抱きしめた。ダメかな?「通報するぞ」「大好きです。…続きを読む
今回の語り様はhana4様です!monogatary.comの中でも、普通に本でも雑誌でも、アニメでも、漫画でも好きな事語ってください!コメント募集中!○○様これ好きやねん! ○○カタルゥ ○○そんな感じの載せ方です!コメントなかったら始まらないので、募集中!hana4様のホームページはこちらですhttps://monogatary.com/user_page/episode/3ab83021-b118-11ea-aa21-0242ac120003…続きを読む
真っ暗な空は、ずぅっと深く、濃い。どこまでも続くのが目の前にあるみたいそんな空を見上げ、僕は何のために見上げているかわからなかった。自分にはこの空がお似合いだ。何の意味もなく、見上げる。それは、僕のなんなんだろうはぁ。とため息が漏れる。彩られる日を待っているのだろうかきっと空に求めているのだろう・・・「はい。おにーさん!お面どーぞ‼」ちっちゃい子供が僕に狐のお面をわたし、リズミカルにたたたっと駆けて行った。「楽しそうだな。」俺もあんな風に無邪気になれたらいいのに疲れ切った僕は顔を下げる。ふわり。と温かく、春のようなにおいがした。風に乗り、僕に届いた。…続きを読む
怪物の決まり怪物だから人を見てはいけない朝を見てはいけない恋をしてはいけない唄ってはいけない名前は怪物でなければならない三歳の時、怪物というだけで檻に閉じ込められた。お母さんが僕を連れて行くやつらを拒んでいるのを三歳の記憶で鮮明に残っている怪物の目は人間の目よりはるかに美しくそれに伴い闇をもつらしい怪物は14歳になると、殺意を覚える。そんなの嫌だ。でも近づいてきているのがわかる僕はもう13歳だ人を見るたび本能がうずく嫌だといってもどこかへ連れ去られ、人を虜にし、人が死んでいくそれを見るたびに苦しくなりこの運命に憤りを感じるいっそ死んでしまえたらこの境…続きを読む
人間はただ音を拾って、聞いて、生きている影響されて、ゆらゆら揺れて怖がって、時には音楽のように、音を楽しむ音は、人を苦しめたり、喜ばせたり、怒らせたり、笑わせたり、泣かせたりする自由=音なのだ音が世界を変えるそれは変えようがない音は人を締め付けるためにあるわけじゃないだから私は音を楽しむ音があふれた世界でよかったただ音に触れて、みたい…続きを読む
東京の夜の景色は息をのむほど美しいだけど僕には眩しすぎた今日は、あいにくの雨だだけどいつもみたいにきらきらしていなくて少しホッとした傘のおかげでたくさんの顔が見えない。なんか雨が好きだ。屋上から見下ろす景色にため息をつく。東京の夜は暗い。闇に包まれたように…続きを読む
朝起きると、世界が変わり、空の色も毎日違う。私はは空を見上げる。今日は真っ赤な空だ。血のような戦争が起きたような怖い色だ。世界は変わっていく。嫌でも。ずっと。私が何をしても変わらない。私以外の人間は何も変わらなくて・・・と思っていた。もう一人いたんだ。ペトラ。私と同じようにいつもが変わっていく人。本当の名前は言わない約束。私は、シグレ。彼は、ペトラ。なかなか気に入っているのだ。シグレが時雨。白彪でペトラ。うん。嫌いじゃない。彼は綺麗な顔立ちをしているが、たまにすごく悲しそうな苦しそうな顔をする。私は違う方を見てスルーしているが、私はまだ正直彼がわからない。…続きを読む
ありがとう。涙をこぼした。あいつに会いたいな・・・なんて俺はひどいな。そんなこと言うのおかしいな笑声は届かず彼は意識を手放した。「ごめんね…」ただ孤独に消える言葉優しく彼の頬に伝う涙をそっと拭うもう少し来るのが早ければ救えたかもしれないごめん。それしかない、ただ側にいたいだけなのに孤独は私に冷たい息ははいても戻ってこない彼がいない世界はもう、うんざりだ目の前で死んでいる。人が。ここで、悲しい。心に残るのは憂鬱な雲だけ。雨が降ってきて、壊れてしまいそう誰も知らない、一人の場所で、この場所にはいま波形は動いてない人は死ぬとこんな…続きを読む
大っ嫌いな目覚まし時計の音がなる3・2・1「リンリンリンリンリン・・・・・・・・」さいっあく。はぁぁぁ熱い。めっちゃ暑い。もうこれはヤバい。全身から熱がこみあげてきて、体中汗でびっしょり。このTシャツも背中にペタペタくっついているさすがに気持ち悪い。なんでだよ。なんで朝が来るんだよ。起きるとか嫌なんだけど。気づいたら昼だ!みたいなんあったらええのに。朝嫌いやわぁ ほんま朝からスカッとせぇへんな。(←別に”スカッ"を求めてるわけではない)暑すぎて死んでまうわおかんは俺が寝たらすぐクーラー消しよるし、セミうるさいし、なんやねん。俺なんか悪いことしたか?ううん。して…続きを読む