○問題文たけしさんは、さとしさんと共に買い物に行きました。ネギと白菜と豆腐と糸こんにゃく、牛肉、卵を購入しました。◉問い1. 今夜のメニューは何でしょう。2. 糸こんにゃくの長さは3mです。一辺5cmの豆腐に巻きつけて放り投げた時、何m飛ばすことができるか。またたけしさんが豆腐を投げ飛ばした時、時速何キロ出るか。またそれがさとしさんの頭部に当たった時の衝撃を算出しなさい。…続きを読む
「あそこ(キッチン)のあれ(パンケーキ)取って」「あぁ、はいはい。あそこ(キッチン)のあれ(包丁)取ったよ。」「あぁ、ありがと。それ(パンケーキ)にはちみつ塗って?」「え?これ(包丁)に塗るの?」「うん。」「…ぬ、塗ったよ?」「ありがと。あぁ、でもやっぱ今食べる気しないな。それ(はちみつの塗られたパンケーキ)は冷蔵庫に冷やしといて。」「あぁ、じゃあこれ(はちみつの塗られた包丁)は冷蔵庫に…入れとくよ。。」…続きを読む
ガヤガヤとうるさい。校長先生が黙って見下ろしている。これはまずい。出来るだけ穏便に静かにさせなければ。「ちょっとみんな…しずかに…」ダメだ、全然声が届かない。どうしよう。「あの…」「みんな…」何度もチャレンジするけど、声は届かない。ダメだ…本気で止めなければ!「お前らぁぁぁぁあ!!!うるせぇんだよ!!!さっさと黙ってあいつの話を聞かんかいーー!!!ただでさえ長ったらしく中身のない校長の話だぞ!!今うるさいおかげであいつの話始めの言葉は決まったんだ!『あなたがたが静かになるまで、3分かかりました。』間違いなくこの言葉から始まる!!そんなことになったらさら…続きを読む
仕事帰り、いつも私はここに寄る。 海を眺めながら缶コーヒーを飲んで、大きく深呼吸をする。 それが日課だった。 生きていれば、仕事をしていれば、うまくいかなくてむしゃくしゃしないわけがない。 民家も近くなく、道路の向こうは使われていない公園があるだけ。 こんなにストレス発散に向いている場所はない。 砂花をダッシュしてみたり、砂の城を作ったり、大きな声で叫んでみたり。そんなことを繰り返して何とか乗り越えていた。 ある日の仕事帰り、砂の上で寝転んでいたら、いつの間にか眠ってしまっていた。 起きて形態を見ると、時刻は22時半。 「やっべぇ〜。おなか減ったぁ。」 さすがにこの時…続きを読む
小さい頃、足の速い子が人気だった。 君は足が速かった。 小学校になって、絵が上手な子が人気を集めた 君は絵も上手だった 中学校になって、喋りがうまい人が人気になった 君は話すのも上手だった 高校になって、勉強ができる人が人気だった 君は頭もよかった。 今日も窓際で、イケメンの男子と話をしている。 何もかもを持っている君に、私は嫉妬した。 うらやましかった。 別に仲がいいわけではない。 だけど高校までずっと一緒。 二人で話した記憶はない。 私とは生きている世界戦が違うと思ったから。 そう思っているのに、どうしても憧れてしまう。 私と君の何が違うんだろ…続きを読む
焼けた食パンに、マーガリンを塗りたくり頬張る。 食パンの熱によって溶けたマーガリンが、ゆっくりと皿に落ちていく。 「なんでそんなのんびりなの?急いでよ?」 母親は朝から元気で慌ただしい。 高校までは自転車で15分。まだのんびりしていてまったく問題ない時間。 湯気がおいしさを引き立てるコーヒーを、最後まで堪能してから着替えを開始する。 歯磨きをしながら、テレビをボーっと眺めると、今日の天気は曇りのち雨と出ていた。 「ふーん。」 「だから傘を持っていきなさいよ?」 母親が洗濯物を回しながら、大声で伝えてくる。 よくその位置からテレビの音を聞いて、私の何も考えていない返事も…続きを読む
焼けた食パンに、マーガリンを塗りたくり頬張る。 食パンの熱によって溶けたマーガリンが、ゆっくりと皿に落ちていく。 「なんでそんなのんびりなの?急いでよ?」 母親は朝から元気で慌ただしい。 高校までは自転車で15分の距離。まだのんびりしていてまったく問題ない時間。 湯気がおいしさを引き立てるコーヒーを、最後まで堪能してから着替えを開始する。 歯磨きをしながら、テレビをボーっと眺めると、今日の天気は曇りのち雨と出ていた。 「ふーん。」 「だから傘を持っていきなさいよ?」 母親が洗濯物を回しながら、大声で伝えてくる。 よくその位置からテレビの音を聞いて、私の何も考えていない…続きを読む
目が覚める。天井の木目に沿って視線を動かす。 昨日夜更かしした1時間のおかげで、しっかりと体が重い。 テレビの電源を入れて、いつもの情報番組を流す。 左上に表示された時計が刻一刻と、出発の時間までのカウントダウンを続ける。 朝ご飯を済ませ、髪の毛をセット。 顔を洗って歯磨き。 いつの間にかおしゃれにも気を遣うようになっていた。 時間のない朝でも、しっかり鏡の前でファッションショーを開催。いつも通りの朝の準備。 テレビの中から、いつものコーナーが始まる音が聞こえたら、出かける時間。 テレビを消して、家を出る。 眩しすぎる朝日が、暗闇に慣れた目には眩しすぎる。 いつ…続きを読む
私の周りの友達は、根拠のない自信に満ちた人が多い。 私自身がネガティブなのに、なんでそんな人と友達なのかと、不思議に思われることも多い。 理由は「安心感」をくれるから。 ネガティブ同士が集まって話しても プラスの方向には進まない。 明るくてポジティブで、少しだけバカなやつと話すとまったく違う結果になる。 「〇〇なんだけどヤバイかな…。」 「え?そんなん大丈夫でしょ。そんなんで悩んでんの?」 これで悩みが少し楽になる。 「大丈夫」 不思議な言葉だ。 言った本人に根拠がなくても、なんとなく大丈夫な気がしてきてしまう。 不安な時、人は他人に安心させてほしくてこう言う。…続きを読む