◆◆◆ご報告◆◆◆
今頃になって、やっと年間スケジュールが確定しました。かなりタイトなもので、残念ながら、なかなか覗けなくなりそうです。投稿をパスし、時折リアクションするくらいの感じになりそうです😅
(2022.05.26更新)
今のアイコンはうららさんにいただいた挿絵の一部です。
挿絵をうららさん、未夢さんにいただきました。ありがとうございました❣️
また交互にアイコンとして使わせていただきます😊
ご覧いただきまして、ありがとうございます。ひなたと申します。
小説や詩、挿絵などを投稿していけたらと思っています。
ここでは短いものがメインになるかと思いますので、お手隙の時間にでも読んでいただけたら嬉しいです。
作風、文体は、作品ごとに違います。一つでも気に入っていただける作品があればいいのですが……。
ナレーション「今まさに、新たなる戦隊ヒーローが誕生しつつあったのであーる」パパレンジャー「オレはパパレンジャーだ」ママレンジャー「ワタシはママレンジャーよ」じいじレンジャー「ワ、ワシはじいじレンジャーじゃ」ばあばレンジャー「ワ、ワタシはばあばレンジャーだわ」チビレンジャー「ボクはチビレンジャーだ! せ〜の!」みんなで「5人合わせて、戦隊ファミリーだー!!!」チビレンジャー「やっとあったね、掛け声」パパレンジャー「うん、あったあった。今日はここまでにしよう」チビレンジャー「え〜、決めポーズは?決めポーズまでやろうよ」ママレンジャー「決めポーズ考えてるの…続きを読む
日本人は感情を表現するのが苦手な生き物だと思う。少なくとも私はそうで、帰国子女の友達がハグして感情を表しているのを見ると、未だに文化の違いを感じてしまう。相手が外人ならまだいい、でも、根っから日本人の家族にそうやって愛情表現をするのには、どこか照れがあって自分からはしたことがなかった。先日、フラダンスをしている母の発表会を見に行ったのだが、あの母が自然とハグしてきて驚いてしまった。いつの間に感化されたの?母は私をハグし、「ありがとう、よく観に来てくれたわね」と笑顔で言ってきた。その場の空気がそうさせたに違いないが、私は驚いて、何処か強張った笑顔を返していたに違いない。そこへ…続きを読む
今日は私の誕生日だ。そして、今日を境に結婚三年目に突入する。そう、つまり私は自分の誕生日に入籍したのだ。コロナのせいで、式や披露宴がことごとく延期となる中、30歳という一つの節目を迎え、彼の提案でその日に決めた。よく聞く話だが、記念日を重ねるもんじゃないという。お祝いごとが一つ減って、どこか損した気分になるからだと。だけど、去年は誰よりも幸せを感じていた。きっと他所の人の倍幸せを感じていたに違いない。そんな気分にさせてくれたのはもちろん彼のおかげだろう。美味しい食事に、お祝いのケーキ。そして、悩みに悩んで選んでくれたはずのプレゼント。そして、彼の笑顔。それだけで充分幸せだっ…続きを読む
今日は意中の彼と二人きりのデート。グループ交際を経て、やっと漕ぎつけた、次のステージに進むための絶好のチャンス。雰囲気のいいバーのカウンターに腰掛けて、私はあなたが誘ってくるのを待ち侘びている。私もあなたももういい歳なのに、どこか恋に臆病。でもお互い、自分のことを奥手だなんて思ったことは一度もないに違いない。今も、私たちの前には、アルコールという強い味方がある。アルコールは人と人との関係を深める潤滑油だ。だけど、私は酒豪というわけではないが、なかなか酔わない。浴びるように酒を呑む親父に体質が似たのだろうか? 可愛いくないよね。だから、私は普段お酒が弱いことにしている…続きを読む
演者Aが畳んだ傘を手に、パタパタと扇子で扇ぎながら、舞台中央に演者A:「あー、ジメジメする。早く梅雨開けねえかなぁ」 演者BがAの後を追うようにBも舞台中央へ 何やら両手に紙袋をたくさん下げ、汗を垂らしている様子演者B:「課長、ちょっと休憩しませんか? も〜う、僕、ヘトヘトです」演者A:「しょうがねえヤツだな。まあ、そこにちょうどベンチがあるし、ちょっと休憩すっか」演者B:「ありがとうございます、課長」演者A:「課長課長いうな。それは嫌味か?君のおかげで明日にも係長に降格かもしれんのに」 演者Aがベンチに腰抜ける。 演者B、下が濡れていたので仕方なく紙袋をベンチ…続きを読む
私は久しぶりに名画座に足を運んだ。最近では少なくなった名画座。そこにこんな名作がかかるなんて!その映画には熱狂的なファンが紛れ込んでいて、キキィ、キキィと名前を連呼していた。もう皆さん、その名作が何だったかおわかりですね?ヒントはアニメです。そう、正解は『魔女の宅急便』です。簡単でしたね。でも、その熱狂的なファンのこと、皆さん勘違いしてません?お猿さんなんかじゃないですよ。あれは絶対黒猫のジジでした。間違いないです。あ、ニュースでやっていたお猿さんでしたら、同時上映の『もののけ姫』で見かけましたよ。ここまでやってくるなんて、お猿さんに…続きを読む
私の場合、恋は決して人生のデフォルトではなく、オプションなんだと長い間信じていた。いや、信じようとしていたと言ったほうがいいかもしれない。もし、好きだなんて言ったら、今の関係ではいられなくなる。だから、言わない。言えない。私にとって彼は特別な存在だ。親友と言っても過言ではない。戦友と言い換えても、盟友と言い換えても、家族と言い換えてもいい。とにかく、私の人生にとってかけがえのない存在なのだ。いつからだろう、彼を一人の男性として意識しだしたのは?夜がくる度、彼のことを想い、朝がくる度、この胸をときめかせるようになったのは……?いつも彼のことを考えている。いつも彼の一挙…続きを読む
テーブルの上にプレゼントするはずのネックレスを置き忘れてしまった。勘違いだったかと、どこを探しても見つからない。仕方なく、鼻歌混じりで料理していた嫁さんに声をかけた。「ねえ……?」振り向いた嫁さんの胸元にちゃっかりとそのペンダントはあったのだった。「似合う? ありがとね」と笑顔だ。僕は固まった。それ、娘のために買ったガチャガチャのオモチャなんですけど⁉︎ま、しばらくは黙っておいたほうが良さそうだ。それくらいアクセサリーは女性を幸せにするということを思い知らされた出来事でした。チャンチャン💝…続きを読む