1話~100話までは、概ね、生活の中にある介護における悲喜こもごもを色々な立場、視点で綴ってきました。
2021.9.18
川野冴樹さんが、ナツオシ図書館の館長をイラスト化しておりましたのでプロフィール画像に変更させていただきました!※現在はオリジナルに戻しています。
ー2021.7.12更新ー
運営のオススメに『エア・ドロップ』を選んでいただきました。
由井守様の『無いとナイトシアター』の作中に店長がゲスト出演しております。
凡様より挿し絵をいただきました!
飴玉の女王のサノ様より
『あめだまたべたい(マツオ店長さんバージョン)』を書いてもいました。
カフェオレのみたいよか かのじょの選んだ道は自分と向き合うモノローグなの のふ ふだんの努力があって達成された千回の偉業のすごみ みえ えがおを一番大切にしている君の作品が輝きを放った たお 夫さん、子供たち、なかまに支えられたから尚眩しい いれ レンズに写る神々しい山並みもいろどり豊かに祝うよ よ縦読みを2ついれたので探してみてください。本当に1000投稿を達成されたのですね。ミルクチョコさん、心よりお祝い申し上げます。M’sカフェの年間パスポートを2枚発行しました。2023年7月24日まで飲み放題です。1枚はミルクチョコさんに。もう1枚はあの人に贈ることに。それはまた…続きを読む
読者感想文に続き、二つ目のプロジェクトを立ち上げます。マツオ店長です。(精力的にこの夏がんばります)それは、現在ラジオパーソナリティをされている著名人の方に物語を書いてもらいたい、その想いを物語に綴って運営さんに届けてもらうプロジェクト!私がmonogataryを知ったのは、JFN系列のジャンメロです。そこから鈴木おさむさんが「星王子」を書いたことを知りました。そしてそこから生まれたのがYOASOBIの「ハルカ」。まさか今、自分がmonogataryの住人になっているとは⁈あの時は考えてもいませんでした。そうか、ラジオとmonogataryは親和性が高い!もっと著名人の物語も読んで…続きを読む
ユーザーの皆様、こんにちは。マツオ店長と申します。今年の1月からmonogataryで書き始めました。今回、初めてモノコンを迎えることになりました。分からないことだらけです(^^;それでもモノコン2021というお祭りを楽しもうと思ってます。チーム戦ってどんな形になるのだろう。投稿してみたけど、もしかしたら上手くできなくて嫌な想いをさせてしまうかもしれません。それでも何かやってみようと一歩を踏み出そうと思います。私の周りのユーザーは「読む」のも大好き。それと「書くのも好きだけど、コンテストはちょっと…」という方もいらっしゃいます。それなら小学校のときにあった読書感想文はどうだ…続きを読む
「お祭りに行こうよ」そう誘ってくれたのは、なぎちゃんだった。「お祭り?いいよ。人混み嫌いだし」「そういえばさ、先日、オススメ掲載されてましたね」「う、うん。半年前に書いたヤツね。誰が選んでくれたんだろう?」「おめでとうございます」「ありがとうございます」「ところで、ウチらはmonogatary第何世代なんですかね」「ん~、松坂世代みたいな?」「そう」「なぎそう世代」「はい、それダメ」「なんでよ?じゃあ、川野世代か」「いいですねぇ」「でも冴樹先生、僕じゃないって言いそう」「言いそう」「やっぱりさ、rara33世代だよ」「それ満場…続きを読む
97才の秀忠さんは一人暮らしだ。3人の子どもは遠方にいる。彼らが実家を訪れるのは月一回。それぞれの生活があるので来れないのは仕方がない。それは我々も承知している。今の秀忠さんのサービスは、施設に泊まって自宅に泊まるを一日おきに行う。唯一日曜だけは丸一日一人で自宅で過ごす日になっている。だから職員は、昼前と夕方に自宅を訪問する。安否確認と服薬確認。それと近くのコンビニに弁当を一緒に買いにいく決まりになっている。私は、そんな秀忠さんのことを「おとうちゃん」と呼んでいる。もちろん血の繋がりはない。聞く人が聞けば、馴れ馴れしいと思うかもしれない。それは2人の間の関係性の証だから、理解してもらえ…続きを読む
生涯の旅路私は 私の一生涯の旅路において今日というこの道を 再び通ることはない 二度と通ることはない二度と通らぬ 今日というこの道を どうしてうかうか通ってなろう 笑って通ろう歌って通ろう 二度と通らぬ今日という この道を 嘲笑されても…そこで反省するのだ 叱られても…そこで賢くなるのだ 叩かれても…そこで強くなるのだ一輪の花でさえ風雨をしのいでこそ 美しく薫るのだ 侮辱されても笑って受け流せ 蹴倒されても歯をくいしばって忍べ 苦しいだろう くやしいだろうしかし君 この道は尊いと言われた人達が 必ず一度は通った道なのだーーーーこれ…続きを読む
車で1時間程度かかる場所で母が一人で暮らしてる。75歳。つい最近までバリバリ働いていた母だったが長年の疲れが溜まっていたのか、目まいで倒れ、サービスを開始したばかりの訪問介護の職員に、倒れているところを発見してもらい救急搬送されるに至った。受診の結果は、めまいはあるものの、これと言った原因が分からない、とのことだった。精神的なものではないか、と。原因もないため入院はできず。しかし、この状態で自宅に一人帰すこともできなかった。緊急的な措置としてサービス付高齢者住宅(サ高住)に短期入所する運びとなり一安心したが、一週間後、私は母の姿を見て愕然とした。自宅へ戻る意欲を失いかけた母の姿がそこに…続きを読む
私、ドンドン忘れていくのよ。ついさっきやろうとしたことも。えーと、今何をしようと思ってたんだっけ。あぁ、カバンと鍵ね。あったあった。鞄を持って玄関までくる佐和子さん。あらいけない、私、ガスの元栓を締めたかしら。ちょっと待っててね。え、あ、さっき締めまし……。そしてまた台所へ。心配事をひとつひとつ解消していかなければ出発できない。玄関に戻ってきた佐和子さんが、えーとガスの元栓締めたわよね?というので「締めましたよ」と伝えた。ボケって嫌よね?私だけかしら?佐和子さん、年齢相応の健忘ですよ。そういえば今日のニュースで認知症の新しい薬が米国で承認を受けたらしいですよ。アデュ…続きを読む
カラン♪コロン♪カフェの扉を開いた。店内は、やけに混雑していた。 「キミも圏外なのかい」顔も知らない青年に声をかけられた。「はい?」と狐につままれたような気分がした。彼は「どうぞ、どうぞ」と言い「店長!本当のお客さんですよ!」と店内に通してくれた。カウンターにいた店長らしき人に「すまないね」と言われた。どうやら、このあたり一帯が圏外になってしまい、アナログでのつながりを求めて、常連が殺到しているとのことだった。「私はコーヒーを飲みたいだけなので、お邪魔でしたら他のカフェでも…」「いや、一杯、ご馳走させてもらうよ」と微笑む店長。店内の人たちは皆、原稿用紙に向かって何やら書いている…続きを読む